すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

まぁ適切な表現

 発端は8月12〜14日に東京で開かれた「コミックマーケット」(コミケ)。会場に出店した同社フランチャイズ企業のアルバイトスタッフが、実名で運営していたブログに「みんな頑張ってバイトしています!まぁお客はみんなオタ」「大量オタ。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」などと写真付きで記事を掲載した。


例のあれですが。ユリイカ増刊『オタクVSサブカル!』で、編集者のひとり加野瀬氏が、「(オタクとは)今では、どうも秋葉原で売っているものを買う人たち、というふうになっている気がします」と言っていました。これに照らして言うなら、週に最低一度は秋葉原へ行き、コミックスやラノベや同人誌や同人CDや同人ゲームやフィギュアやPCパーツやPC系雑誌やらを買い漁っているぼくは、紛う方なきオタクと申せましょう。ていうかコミケ行ってるし。

で、オタキモイの? オタキモイんですか?と問われると、オタキモイかもしれないなぁ、と思います。キモイ人混入率は高いだろう。秋葉で20代男性10人、下北で同様に10人、ランダムにサンプリングして、どっちの群が秋葉?って聞いたら、間違える人はいないでしょう。

確かに、あのコミケ会場で、移動する人でぎゅーぎゅーの一方通行の廊下で、垂れた汗でスニーカーの裏がキュッキュッ言うのを人波に押し流されつつ聞いてると、ヤバすぎるこのレミングの群れ……って気もしてきます。ぼく自身は、「地味な一般人」程度の見かけになるよう、心懸けてはいますけれど。でも心の中までは、いかんともしがたいですしね。ぼくの脳内はblogをご覧のみなさまなら想像つくとおりの内容ですし、そういうのは、おもてに滲み出ても来るでしょう。オタキモイ、というより、そもそも、ひととしてまずい?ってかんじ?

キモイと感じてしまうものはどうしようもないし、だから、これは、不特定多数の人が見ている場所でふさわしくない発言だった、というだけでしょうね。雇用する会社にとっては災難でした。