すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ぼくは平気だけど、きみはどう?

先日、メイドさんと話をしに行った(ほんとうはマッサージをされに行く場所なのですが?)。「ブログ読みましたよー」と言われた。Googleで“あいそれーしょん・たんく”で検索すると、はてなのSEO親和性からしておそらくこのブログはかなり上にくるだろう、と思ってたのだけど、やはりそうだった。メイドさんも(たまに?)読んでるみちアキのブログです。

なので読まれてるかもしれないなぁと思いつつ書く。


本好きどうしで本の話になる。メイドさんがある人やある人の名をあげる。その人たちは人生系・達人クラスであり、誰もがすごいと認める人たちであり、ぼくもすごいと思う人たちである。彼女が、その人たちを大好きだ、と言う。心から尊敬している口ぶりで「すごいですよねー」と言う。そして、でも住む世界が違いますよね、と言う。ぼくは(悪い癖で)同意してしまう。うん、そうですよね、住む世界が違う。彼女が言う。わたしはあの人たちのようにはなれない。

それが、この数ヶ月で一番悲しかった出来事ですね。ぼくの100倍くらいは心が綺麗そうな彼女がそんなふうに思ってしまっていること。それに対してぼくが手を出せないこと。ほんとに、ぼくが彼女にしてあげられることは、おかしいくらいに何もない。

あなたが幸福でないなら世界が在る意味なんてないのに、と思う。しかし既に世界は在り、ここで順序の転倒が起きるのだけど、だからあなたは幸福でなきゃ、と思う。けれどねー、それは人に与えることができないものなんですよね。自分自身に、幸福であってもいい、という許可を出さなくてはいけない。ぼくができるのは、あなたはもっと自由に動いていいのだ、と、言葉ではなく伝えることだけ(それは言葉では伝わらないので、書いてしまってもいいのです)。


なーんてね。ぼくにしては世界に対して過干渉だろうか? しかし自分が好きな人はできれば幸せであって欲しいものですよ。ほかの人は、やっぱりその周りの人【に/の】幸せを願って【もらって/あげて】ください。それで世界はおおわれるはずだから。