すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

神保町→秋葉日記

また、桜並木を駅まで歩く。3週も歩けるとは。最初の週は咲き始めで、今日は半ば葉桜だったとはいえ、儲けものだ。緑が混じっているのもまたいいものだ。高河ゆんも昔の画集で、グリーンとピンクの組み合わせはいいよと言っていたような気がする(でもそれは「源氏」のヨロイの色をどう塗るかという話しだったような気もする)。風が少しあって、花びらが舞っていた。桜吹雪状態だ。公園ではなく道路沿いなので、座して1本の木を愛でるのではなくただただ何十本もの木を通り過ぎるだけだ。なんという贅沢だろう。風が起こり、枝を離れた花びらが一斉に舞い飛んで、風のかたちを現す。CGでも見ているようだ。さらに強い風が起きてアスファルトの上のピンク色も巻き上げる。目を閉じねば歩けないほどだ。と、桜の花びらだけでいっぱいになった45Lのゴミ袋を見つけた。豪華すぎるな。カップルとすれ違う。残念だがぼくよりこの場所に似合う。ただただ祝福するのみ。これだけの花びらを浴びたのだからおそらくぼくの髪にもいくつか残っているだろうが、まあいい。ぼくにとっては全ての人はただすれ違うだけの人だ。気にされるほどのこともないだろう。桜の木の下を歩いた人なのだ。

というわけで神保町へ。高岡書店。まーた「1巻」がいっぱい並んでいる。ざっと見て10冊以上。そんなに新連載がいちどに始まっているのか。新雑誌の創刊が多いのか連載の切り替わり時期なのか。ん〜と見極めて、2冊買った。他の店も見てからスタバに入って読書(漫画も読書に含む)。

秋葉へ。Mac用のIEEE1394bの外付けHDDを買ったのだけど、同梱のケーブルが変に短かったので、2m程度のものを探したら、なんとサンワサプライの1種類しかなかった。1394のケーブルならならそこそこ種類もあるのだけど(それでもUSBの1/4くらい)。あと誤算があって、MacでWindowsを走らせるいわゆるBoot Campは、外付けHDDにはインストールできないんだった。これはWindowsがATA接続のデバイスからしか起動できないという制限によるものだ。外付けSATAなら起動可能だけど、Mac miniなので無理。というわけで、ネイティブWindowsを起動したかったら内蔵の2.5インチ120GBというしょぼいHDDにパーティションを切らねばならぬというわけだ。思案のしどころだ。つーかMacOSですら、今回買った外付け1394bに入れたほうがおそらく機敏に動くだろう。でも悔しいので当面これはデータ用でOSは内蔵で頑張ることにする。

岩盤浴。そして飲み。ぼくは自炊をまったくしないので魚を食べる機会がすくない。というか主に居酒屋。よく行く居酒屋にはカブト焼きがメニューにあって、今日は真鯛だった。注文してつつく。カブト焼きは読書と両立できない。そして、いつもは目玉だけは残してしまうのですが(ちょっと気持ちわるいので)、今日は思い切っていっせーのせで食べてみましたよ。直径1.5cmくらいはあったんじゃないかなぁというソレを箸でつまみあげて口に押し込んだ。ふにょふにょして水分が多くてしょっぱかった。そしてなんか固い部分があってそこは食べられなかった。あれはなんだろ、目の周りの骨の一部?

で、今日買ったものは。


転生神機メロウガイン 1 (Flex Comix)

転生神機メロウガイン 1 (Flex Comix)

今日売ってた「1巻」の中ではいちばんハードそうだった。おもしろいのかどうかよくわからなかった。なんていうか、「かっこいいシーン」がやけに多い気がするなぁ。


お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)

今日売ってた「1巻」の中では一番萌えっぽかった。なのでアキバBlogで紹介されそうな予感。草野紅壱氏の初?の非18禁コミックス。


多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

編集工学のセイゴオさん。先週に引き続き本を読むための本を買った。ちょっと引用(103P)。

――そうか、読書もその編集的相互作用のひとつであるということですね。

 そうですね。それをもうちょっと難しくいうと、コミュニケーションとは「メッセージ記号の通信行為」ではなくて「意味の交換」のためにおこなわれている編集行為だということです。

ヤバい。正しそうなのに何が言われているのよくかわからない。動的に互いを書き換えてゆくプロセスって解釈でいいのかなぁ。