すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

SGK38

2010年9月、尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した問題で、全面公開は日中関係を考えると難しいと言われていた事件のオリジナル映像らしきものがYouTube上に登場しました。

映像は全部で6本、うち2本に漁船と巡視船との接触が収められています。本来の長さは2時間分ぐらいあるはずなので、どうやらその重要な箇所だけを抜き出してきたもののようです。


今日はこの件に触れないわけにはいかないですね。一日中この話題だけでした。

個人的には「よくやった」という感想ですね。これ、流出させた人、多分つかまりますよね。ほんとにごく一部の人間しかビデオに接触はしてないはずで、一人ひとり聞いていけば、まぁすぐ分かってしまうんじゃないかと。本人も、その覚悟は当然あってやってるんだろうと思います。

流出は良いのか悪いのか、みたいな話もありますけど、法的に良い悪いを言ったらそりゃ悪いでしょうね。明らかに法に触れているわけですから。でもそれ以外の基準では、解らないですね。後の歴史学者が決めるようなことだと思います。まぁこれで中国とひどく不仲になったら、事後的に「悪い」と決まるのだろうし、その逆もあるかもしれません。

政権に対するテロだ、なんて政府は言ってましたけど、この事態を招いたのは自分たちなのに何を言ってるんだか。最初から全面公開しておくのが筋なものをわざわざ隠したり限定公開なんてやってたので、不満が溜まって大爆発に至ったわけです。海保なんてそれこそ国を護ることが仕事じゃないですか。そこをがっかりさせるようなことばかりを政府はやってきた。ゲームだって「忠誠心」が下がれば裏切りに遭いますよね。今回のことは、ただそれだけじゃないですか?

公務員がそんなふうに情報流出ばかりさせてたら国が成りたたなくなる、とか言ってる人いましたけど、ふつうはね、そんなふうにはならない。簡単です、彼らの信頼を得ればいいのですよ。それができてない今の状況がおかしいわけです。民主党って、悪い政策と、ミスと、交代してからそれしかやってない気がする。記憶に残るようななんかいいことしてましたっけ?

そして相変わらず、事後策は聞こえてこない。ただ流出犯を捕まえる話ばっかりしてるという。まぁ、どうにでもなーれ、って感じですけどね。今晩もなにか起きればいいのにw