すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

神保町→秋葉日記

12月だというのに最高気温が23度だった日の翌日。適当な格好で外出する(夜は寒かった)。空腹だったので地元でタイ料理でも、と思ったらまだ店が開いてなかったのでほかでラーメンを食べてから移動。

神保町。いつものようにサクっと回って読書。スタバでKindle。スタバのレジ横にあれこれ甘いモノが置いてあるけれど、いくつか試した中ではホワイトチョコ掛けのカシスがおいしい。甘酸っぱく、ラテによくあう。買いだめしたいが通常レジ横に2つくらいしかない。言えば出してくれるのかもしれないけどそれもどうか。コンビニのおでんで玉子ばかり頼む人のようだ。

秋葉。MacBook Airを買って、いまのところほとんど触ってない。なんかネタになるものはないかなーと考えながらヨドバシを回ったけれどこれといってなし。とりあえず今度は持ち歩いてみるか…。無駄にAir広げて読書でもしよう。

ヨドバシでシャープのガラパゴスメディアタブレットの展示があった。1FのiPad展示の隣り。触った感想としては、特にオーラは感じなかった。パネルも本体もプラスチックだ。液晶にいろいろ映せる板状の小型ハード、という以上でも以下でもない(ちなみにAndroidでもない)。電子書籍のページめくりは普通にタッチでできるが、ホームボタンを押してからホームに戻るアニメーションが始まるまで2秒くらいの間がある。(間延びしたiPadに見える)大きいやつと(巨大スマートフォンに見える)小さいヤツで、ボタン周りのデザインが異なるのもなんだかなぁという感じだ。雑誌コンテンツの準備は進んでいるが、ラインナップを見るとこの端末は中高年男性をターゲットにしてるんだなと思う。

それから岩盤浴と飲み。iPhoneのバッテリがなくなってきたので外部バッテリから充電しようとして、ケーブルを忘れてきたことに気づく。おかげで読書に集中できた。

さて今日買ったものは一冊だけ。


人体冷凍  不死販売財団の恐怖

人体冷凍 不死販売財団の恐怖

人体冷凍保存を行う非営利の「アルコー延命財団」に勤務することになった著者による、内部告発本。GIGAZINEの記事がとても興味深かったので買ってきた。まだ1/5ほどしか読んでいないけれど、相当に面白い。最初から変人しか出てこない。

好奇心と好待遇に惹かれて、転職を決意したロサンゼルス在住の救命救急士、ラリー。
だが、新たに選んだ職場は、人体の冷凍保存と未来での復活を狂信する科学カルト財団だった。
人体冷凍保存術という“儀式”のインチキ、永遠の生命を信じるマッド・サイエンティストの同僚たち、
そして、強引に首を切断するなど、思わず目を覆いたくなるような、杜撰で血まみれの遺体保存オペレーション。


実際に本を読むまでは、これは人体冷凍保存(と言っても大半の人は首だけ)をネタにお金を集める詐欺だと思っていた。それゆえいろいろやることが適当なのだと。だが実はそうではないようだ。彼らは本当に、とにかく、とにかく頭部が冷凍保存さえされていれば、いつか未来に生き返ることができる!と心底信じきっているらしい。財団の幹部は著者以外全員、死後財団で冷凍保存される契約を結んでいるという。

ペットの頭部と一緒に冷凍してもらってる人までいるらしい。世の中には科学を"信仰"している人たちがいる。その成れの果てのひとつがこれのようだ。エジプトのミイラのようなものかもしれない。いつか「死後復活できるという思想を持っていた人間たちの、保存状態の良い頭部」として、未来人の博物館に展示されるのではないか。