すべての夢のたび。

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DQNネームの運命

「キラキラネーム」という言葉をご存知だろうか? キラキラネームとは「珍名」とほぼ同義、ネット上では「DQNネーム」と呼ばれているものである。

これらの珍名はかねてから「子供がかわいそうだ」とネット掲示板などで指摘されていたが、Twitter上で「知り合いの医師が『小学生のうつが最近増えていて、その一番の原因はいわゆる“キラキラネーム”』と言っていた」とつぶやき、その予想以上に深刻な事態が話題となっている。


DQNネームは就職時等に不利になる、という話は前からありました。要するに、DQNネームを付けられた子供は親がDQNなはずなので教育もアレだろう、と最初から偏見の目で見られる、差別される、というわけです。でも、そういうのは謂わば外的な現れで、名付けられた本人が内的におかしくなる、しかも小学生のうちから、というのは想像できませんでした。

でも、理由を知ったら超納得できた。自らDQNネームについて悲観してとか、親のセンスの悪さに絶望して、というわけではないのですね。

Twitter上で医師が明かした見解によると「子供が毎回、初対面の相手に一度失笑されると、その後に自分で読み方を説明するのが一番恥ずかしく、思春期には親を恨むようになる」のだという。


謂れもないのに人から失笑される。これは確かに、子供なら余計に傷つきますよね。いらぬスティグマを背負わされ、しかも背負わせた本人たちにまったくその自覚がないという。こりゃー悲劇ですね。まぁ一部には喜劇ですが。自ら?ハンデを負って走ってくれる人たちがいるおかげで他が楽になりますしね。

でも、さて、「失笑される」のはいつまで続くんだろう。失笑できるのはDQNネームはおかしいと考える人が多数派だからですよね。このままどんどんDQNネームが当たり前になっちゃったらどうなるんだろう。ある時点でまったく普通になってしまうのかな。いまだと、たとえば会社の部長がDQNネームだとか、国会議員がDQNネームだとか、そういうのは想像し辛いですけど。現実にDQNネーム世代がまだそこまでの年になってないのもありますが。