すべての夢のたび。

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ロシアの声

中国河北省保定(バオディン)市で、人間の強い生への欲望を物語る驚くべき事件が起きた。病院で足の大手術をするお金がなかった中国人男性チェン・ヤニランさん(47)は、痛みに耐えかねて、自分で足を切断する決断を下したのだ。Huffington Postが伝えた。


The Voice of Russiaというサイトがあります。ふつうに日本国内のニュースも載ってはいますが、なかなか国内では報道されないようなニュースや、アメリカの立場からではないニュース、マニアックなニュースなどが載ったりするので日々見出しをチェックしてるのですが、こいつは強烈でした。

彼は、包丁で足を切り裂き、骨を糸ノコで切り始めた。しかし糸ノコがダメになってしまい、気が転倒して自分の妻を起こしたという。


いやー、自分で足を切り落としたくなるような痛みって、どんななんですかね。しかも骨を糸ノコでって。想像を絶する。そして「気が転倒して」自分の妻を起こしたって。なんなのか。意味がわからない。

チェンさんの足が悪くなったのは、2011年1月の事で、貧しい農民である彼には完全な手術をするお金がなかった。それゆえ彼は、鎮痛剤の助けを借りて致命的な病気と闘っていた。しかしチェンさんの治療に当たっていた医師達は、もはや彼を助ける事は出来ないと判断し、彼に余命は3カ月だと宣告した。そんな絶望の中、チェンさんは激しい痛みに耐えきれず、ついに自分で足を切断する事に決めたのだった。


癌かなにかだったんですかねー。それにしても、それにしても!ですよね。

現在チェンさんの命には別条はない。しかし、直にもう一本の足も切断しなくてはならなくなる見込みだ。それも果たして自分でするのかどうか、チェンさんには、まだ心の用意ができていない。


そしてこのオチですよ。記事はここで終わっている。心の用意とかそういう話じゃないだろこれ。中国、そしてロシア。どうなってんですか、あなたたち。