自殺の名所東尋坊もポケモンがにぎやかな場所に変えて、ポケモンGO配信以来ここで自殺する人がいなくなったとテレビでやってました。 pic.twitter.com/DdIJpIlHnl
— 白羽美鷺 (@pikachuftt) September 6, 2016
これは単純にすごいと思いましたね。ポケモンGOは人の流れを変えることによって社会に影響を与えることができる。基本的にはある場所に人を呼ぶだけですけどね。
でもその力の使い方を工夫すればいろんなことができそう。人を呼ぶってことはその移動経路にも影響があるわけです。Nianticと地震の被災地が連携してイベントをやることも発表されましたし。また、人を呼ぶってことは大局的に見れば他の場所から人がいなくなってるわけです。人々がポケモンやってる間はTVの視聴率だって下がってるかもしれないし、ディズニーランドに湧く大量のポケモンがアトラクションの稼働率に影響を与えてるかもしれない。
そして東尋坊に配置された大量のポケソース(=ポケモンが湧く場所の通称。ポケモンはランダムに湧くわけではなく、湧く場所は決まっている)は、これが人為的なものであることを示しています。みんなはまるで自然現象であるかのように「東尋坊にはたくさんポケモンがいるんだって!」なんて話をしてますけど、そうじゃない。Niantic社内の誰か(もちろん日本人でしょう)が、この"自殺の名所"にたくさんポケモンが湧くようにしたら面白いんじゃないか、と考えたわけです。そのことはほとんど話題にはならないけど、ちょっと怖いことですね。もし日時場所を決めてそこにレアポケモンを湧かせることができたら。いえ、できるわけですけど、例えば渋谷の交差点に万単位の人を集めてしまうとか、きっと造作も無いでしょうね。
あと、このツイートに集まってるクソリプの嵐も面白かった(笑)。自殺したい人は他へ行くだけだから自殺は減らないよ!とか。ツイート主も、そんなん自分に言われても困るわ、って感じでしょうね。