やるかやらないか、買うか、それとも買わないか、出かけるのかやめておくのか、イエスなのかそれともノーなのか。そういった「どうしよう。あーどうしよう」というシーンで活用できる、手軽で便利な方法をひとつお教えします。よかったら試してみてください。
まず10円玉を1枚用意してください。それから、右手の親指と人差し指で輪をつくります。親指の爪の部分を人差し指に引っ掛けるように。次に、この爪の部分に10円玉を乗せて、親指で上にはじきます。それを手のひらで受け止め、左手の甲の上に置きます。
それから、右手をどけて、10円玉を見ます。表なら「やる」、裏なら「やらない」です。
ここで、手をどけるその一瞬に意識を集中します。小さな心の動きをぜったい見逃さないように。10円玉が見えた瞬間に、“よし” “よ〜し” “やった”と感じたなら、10円玉の指示に従います。“ちっ” “あーあ” “だりー”と感じたなら、10円玉の指示と反対のことをしてください。もしも何も感じなかったら、その時は指示に従ってください。
慣れてくると、10円玉を財布から取り出す前に、もうどうすればいいのかわかるようになってきます。そこまで行けばしめたものです。いつもそこに10円玉があるとは限らないですからね。
