すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

死ぬのは怖くない

あなたの「死ぬのが怖い理由」の主なものが、下記3つ以外であれば教えてください。

1.痛みや苦しみ
2.親しい人たちとの別れ
3.“自分”がなくなること

宗教の信者の人・来世や輪廻転生があると考えている人・死ぬのが怖くない人は回答をご遠慮ください。

http://www.hatena.ne.jp/./1137941096


さて、またあまり盛り上がらないまま終了してまいりました。今回は、日記で言及してくださったichinicsさんが一番面白かったです(ただし、「怖くない人」なので、回答者の要件は満たしてないですが)。

怖いか、と訪ねられたら何て答えるかなぁ。むしろ「怖くないよ」って言ってしまうことによる相手の反応のほうが怖いです。

単純に「死んだら終わり」だったら、そんなことを怖がる必要はないんですが、ゼロであること前提な世界が、ゼロじゃない可能性があるとしたら、すごく怖いと思う。私は一応、クリスチャンの家庭に生まれ育ったので、キリスト教についてはある程度理解し、共感している部分があるけれど、それでも天国とか怖い。地獄も怖いけど、天国も怖い。だって「終わらないことがわかってる」って怖い。


うん。白いローブのヒゲジジイと永遠のお茶会は嫌だ。退屈で死にますよね、死なないんだけど(怖)。


意外な回答はなかったなぁ。「寝る事すら躊躇」って人がちょっと面白くて、それは正しいと思った。あとはだいたい、

  • 可能性の喪失が怖い
  • 未知が怖い

という、この2パターンでしょうか。


「可能性の喪失」については、なんでそれが怖いのかっつーと、人はなんか目標を持つべきだと考え、またはもう持ってるけど、いまはまだ「ちゃんとやってない」から、というパターンが多いんじゃないかなぁと思います(目標も過程もペケだという)。いつかやる。そしていつか、いまよりよくなる。と思ってる。そういう人たちにはこの言葉を贈りましょう。ひぐちアサ『ヤサシイワタシ(1) (アフタヌーンKC)』より。

「お前はまだなんでもなれるつもりだろーけど
 スタートおせえだけだぞ」

では、「未知」がなぜ怖いんでしょうか。たとえば(例が悪いですが)テレクラで知り合った異性と会う。未知だ。でも怖くはないのではないか。どっちかつーとワクワク? それは「何が起こるかがだいたい予想の範囲内に収まる」からでしょうか。いきなり刺されはしないだろ、カワイイ or Not、イケメン or Not、そのあたりのはずという。しかし「死後は未知で怖い」と感じるなら、「予想されているもの」がなにかあるからそう感じるわけであって、そこを語って欲しかった。つーかもっと言えば、それは何かしらのカタチで死後の意識の継続を前提にしてて、つまり回答者の要件たる「来世や輪廻転生があると考えている人は遠慮すれ」を満たしてないんじゃないかなぁと思う。


で、理由1番2番はダミーです。3番が本命だったわけですが、ほかに特筆すべき「怖い理由」も挙がらなかったので、そんなとこなのだろうと思う。理由3がなぜ怖くないのか?をどうにかしてうまく説明できるようになりたいです。