すべての夢のたび。

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Twitter純正の派生サービス

Twitter の共同創業者のうち二人 Evan Williams と Biz Stone が、新サービス「Branch」と「Medium」を開始しました。いずれもログインにはTwitterアカウントを使いつつ、Branchは話題と参加者を絞った会話に、Medium は写真などのコレクションとコラボに特化したツールです。


「Twitter創業者による新サービス」と書かれていますけど、内容を見ると、派生というか補完というか、Twitterの欠点を補い良い所を伸ばすような、そんなサービスになっているようです。

Branchは、Twitterでの議論のやりにくさを解消するため、参加者を絞って、140字制限のない会話スレッドを作れるようです。これはわかりやすいですね。話をしているところにmentionで割り込んでくる人に煩わされたり、140字制限のせいで言いたいことがいくつものtweetに分散されてどれがどれへのレスだかわからなくなることが避けられる、と。

もういっこのMediumは、んーと、説明見ると"NAVERまとめ"みたいなものですかね? そう感じる。"タイトルを設定して写真や動画、文章などのアイテムを放り込んでゆく、わりとよく聞くタイプのサービスです"だそうですので、そんなところかなぁと。


個人的には、どっちもいらなそう、って感想ですね。Twitter社はマネタイズに悩んでるのかもなぁ、とか。Mediumはまぁ、わざわざTwitter社がやらなくても良いんじゃないのかね?って気がします。で、Branchは、確かにこれで議論はやりやすくなるのかもしれないけど、しかし、という。

Branchで外されたTwitterの制限のような部分、それこそがTwiiterを特徴付け、面白いものにしているところだと思うんですよね。突如絡んでくる空気読めない第三者、議論のとっ散らかり、細切れになったtweetを誤読して過反応、etc…… そういったものが呼び込むアクシデントがTwitterを面白くしてるのであって、それらを取り去った無菌状態なサービスが、果たしてウケるのかどうか。

一部では使われるでしょうね。しかし「オマエちょっと屋上」的に「Branch来いや」になったらイヤだなぁ。行かないと「議論から逃げる卑怯者」扱いされたりして。ていうかTogetterでよくね?みたいな感じあり。