すべての夢のたび。

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ソシャゲは規制すべき

「仮に(ガンボー・オンラインエインターテイメントの)1月の売り上げのほとんどが『パズドラ』だとすると、PS3用ソフトで同じ利益を挙げるには、250万本か、もしかしたら300万本は売らないといけません。逆に言えば、『パズドラ』は250万本級のタイトルを毎月出しているような感じなんですよ」


個人的には、ソーシャルゲームは何らかの規制を掛けるべき、と考えています。害があると考えるべきだ、と言っているのです。普及スピードがあまりにも早かったために、法整備が追いついていない状態だと思います。

ソーシャルゲームは人間心理のいくつかの脆弱性をうまく突いて中毒を生み出すものです。あたかもぬるま湯の風呂のように、決定的な刺激がないために延々浸かってしまい抜け出すことができない、そういう類のものだと思います。

PS3で250万本売るようなゲームは、何百人の人が何年かで作るようなものです。いや、ゲームに限らず、同じような額の利益を生み出す商品はみんなそういうものじゃないでしょうか。それに比べるとソーシャルゲームはちょっとなにかがマズいんじゃないかと思います。原価と利益の比率が異常なんじゃないか。

パチンコならまだお金が残るかも知れません(違法ですが)。でもソーシャルゲームはそれすらない。意味を排除して横から見てみましょうか。ソーシャルゲームというのは「大量の時間とお金を投入し、スマートフォンの画面上で様々な模様を操作することによって、回線を通じた向こう側にあるサーバに繋がったHDDの中身を何バイトか書き換える作業」です。そしてそれによって何も起きないし残らない。いや、起こる。あるところにお金が集中するのです。

多くの人から多くのお金と時間を奪うもの。それがなかったらその時間をもっと有益なことに使え、社会がよくなった可能性もあるのではないか? そういうことは申しません。善悪の話ではない。ただ、これは世の中にある他のものと違いすぎる。異質で、バランスを崩している。そういうものは、あらかじめ気に掛けておくべき、目を光らせておくべきなんじゃないかなーと思うのです。まぁでも、今の政治とかのスピードだと、何らかの規制ができるまでに事態はもっと進行してしまうでしょうけどね。