フィクションや冗談など、人の言葉をなんでも「意見」と受け取るインターネットの新勢力について記事を書きました。読んでみんなもヤバい奴になろう!→ そんなこと言ってねえ!ネットに増加する「なんでも意見だと思う人」の実態とは? | ヌートン 新たな情報未発見メディア https://t.co/G1bEwXSEY5 pic.twitter.com/SmLDSuHM8F
— 小野ほりでい (@onoholiday) August 2, 2018
うーむ、とうなりました。名付けがうまいんですね。ぼくはそれを「なんでも文句を付ける人」か「言ってもいないことを言う人」だと思ってました。「なんでも意見だと思う人」のほうがフラットでいいですね。
でももしかしたらそれって「すべてのことに意味があると思う人」って成分も含まれてるような気がします。ものごとになにかしらの意味を見出してしまうのは人の特性なので、こりゃなおすのは難しいというか、なおす必要もないのでは、という気がします。
問題は、「意見」がどういうわけかマイナスに偏るということですかね。なぜそうなるんだろう。小野ほりでいさんの例だと「猫はかわいいな」に対し「犬はかわいくないのか!」と来る。いや犬についてはなにも言ってない……。言葉を論理的に解釈するロジックに問題があるということなんでしょうか。「猫はかわいいな」と言うとき、猫以外のすべてについてはノーコメントなんですけど、なんかこう「コイツは世界を断じている!」みたいな捉えられかたをされてしまうんですかね。
でもネットで見てるとそういうクソリプもらって「言ってもいないことをことを言うな!」って言ってる人は、まぁ自分もやってる。他人に対しては同じことしてますよね。非対称性。いやむしろ対称性なんでしょうか。
「犬はかわいくないのか!」ってのも実は雑な切り返しですよね。お前はなんでそこで犬を選ぶのだ。「猫以外はかわいくないのか!」「猫以外についてはどう思います?」「他にかわいいのはいます?」……ん、なんか言い方の問題だったりする? なんで初手からキレてく必要があるのかという。