すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

昆布ぐい呑み


これ絶対うまいやつ!と思った。昆布を寒天で固めてぐい呑みの形にしてあるという。ちなみにお猪口とぐい呑みの差は主にサイズであって厳密な区別はないようです。

日本酒や焼酎を注ぐと昆布のうまみが酒に染み出してくる。水で洗って乾かせば繰り返し使える。ほうほう、価格も545円とお安い。これはひとつ欲しいですね……とリンクを辿ってAmazonの販売ページを表示すると、送料980円(笑)。正気に返りました。送料+手数料ってことなんでしょうけど、なんかがっかりしちゃいますよね。

冷静になって考えてみると、昆布を適当にカットしてぐい呑みに入れとけばそれでいいような気がします。さらに冷静に考えると、お酒に味の素を振ればいいのではないでしょうか。あと塩少々とか。それでだいたい昆布ぐい呑みと同じ味になるのでは。ぼくは別に風情が欲しいわけじゃなくてお酒をおいしく飲みたいだけなのです。今度安い酒で試してみよう。

Amazonで何でもかんでもすぐポチらないで、ちょっとそれ本当に必要なの?って一瞬立ち止まってみることは大事だと思ってます。最近特に思うようになった。買ったけど今では全然使ってないものの数を真面目に数えたら頭抱えることになると思う。

入居審査に落ちること


読みました。基本的に書かれている内容は正しいと考えます。いい年の独身女性で、フリーランスで、保証人である親も高齢ともなると、部屋を借りるのはかなり難しくなる。これはその通りだと思います。

ですが、今回この人が審査に落とされた理由はそれだろうか?

 そんな中、奇跡的に様々な条件がぴったりの物件と出合った。「ここだ!」と、喜び勇んですぐに申し込んだところ、翌日に不動産屋の青年から「大変申し訳ないんですが……」と、沈んだ声で電話があった。入居審査で「NG」だったというのである。
 なんで? どうして?――混乱する私に、実直そうな青年は言った。
「おそらく、仕事が不安定だからではないかと……」
 確かに私はフリーの物書き。しかし、今まで部屋を借りるにあたって「ペンネームは何か?」「どんな媒体に書いているのか?」などを根掘り葉掘り聞かれたことはあるものの、ここまでの鮮やかな門前払いは初めてだ。


不動産屋の青年の言っているのは当たり障りのないテンプレ回答です。もちろん家賃の支払い能力は大事。ですが、それよりも不動産屋・大家は人物を見るといいます。ぼくの想像ですが、この人が審査に落ちたのは、この人が雨宮処凛だったからじゃないのでしょうか。

今時なら、ペンネーム聞いたらもちろんググってみますよね。するとWikipediaがある。職業に「作家・社会運動家」とある。多くの大家さんは後者を見たらヒくんじゃないですかね。だってなんかめんどくさそーなことがおきそうな予感がするもん。Twitterも見る。本人のホームページも見る。部屋が活動拠点になってしまうのではないか。なんのかは知りませんが。

それじゃこういう人はどうしたらいいのかというと、世の中には雨宮処凛さんのやっているような活動を支援されている方もいらっしゃるから、そういう大家さんを探せばいいんじゃないのかなと思いますね。どうやって探すのかはよくわかりませんが。Twitterで告知でもしてみればいいのではないかと。

あとまさかとは思いますがゴスロリ着て不動産屋に行ったりはしてないだろうな……。不動産屋は無難な格好で行くのが鉄則で。DQNファッションはNG、入墨はNG、リスカ跡はNG、妙齢の女性のゴスロリもむむむって感じじゃないですかね。


ぼくも今回あやうく入居審査で落ちそうになった瞬間がありました。引越し理由を聞かれてバカ正直に「大家さんに次の契約更新はしませんと言われました」って言っちゃったんですよね。これは「え?」って思いますよね。お前何やって部屋追い出されるんだよと。そういう人に貸したくないじゃん。慌ててフォローしましたもん。ちゃんと契約書通りに半年前に告知来たとか追い出されるのは自分だけではないとか。つうか普通に、契約更新の時期なのでそろそろ引越したくなったって言っておけばいいだけだったんですけどね。

時間結晶にだまされる


すっごい厨二ワードきましたね。そしてGIGAZINEさんに時々ある、自分よくわかってないだろな記事です。

時間結晶って聞くとちょっとワクワクしますよね。なんかすごい力を秘めてそうな気がする。時間が結晶化されて閉じ込められてるから、叩き割ると時間エネルギーが放出されるんでしょ。

でも解説読んだらふーん……ってなってしまった。結晶ってのは空間的に繰り返しパターンを持っているものであって、その概念を時間方向にも広げたものが時間結晶だって。たとえば粒子がエネルギー供給なしにずっと回転運動をしているものが時間結晶なんだそうです。……え、動くの? 動くのはいいとして、粒子ひとつぶかよ。それ結晶なの? なんか、思ってたのとちがう。かなりのがっかり感です。

で、そういう時間結晶ってのは作れないことが既に数学的に証明されているのだそうです(証明したのは日本人)。だけど、今回作れたそうです。ええええ。なんで数学的にできないって証明されたものを作っちゃうのー。GIGAZINEさんにはそこのところは何も書かれていません。一番大事なところなのにすっとばし。

もしかして、時間結晶が作れる世界と作れない世界に世界線が分岐しちゃったんじゃないの。それとも物理法則の書き換えでもあったの……。



うん、上のまとめ読んでも概ねみんなぼくと同レベルだわ。

煙突爆破動画


建築物を爆破解体する動画はいいですよね。そして技術の進歩によって、今まで地上からしか動画を撮影できなかったのが、ドローンで上空からも撮影できるようになったという。あとその前にPCとかスマホでコントロールするカメラの時代があったのか。人が撮影するのには危険な場所にもカメラを設置できるという。

というわけで、その映像です。謎の言語ですな。どこだかわかりません。ポーランド? 最初に煙突の中を覗き込むカットがダム穴的なこわさ。

煙突爆破は倒れるのと崩れるのの調和がいいですね。今回のものも美しい。木を切り倒すような倒れ方ではなく、爆破された根本の部分は上部の重さに耐えられなくなってどんどん崩れていく。いっぽう上部は根本からの崩壊が追いつく前に角度を増して横倒しになっていく。

というようなのが様々な角度から見られます。倒れてくる先の方向にカメラ設置してあるカットがちょっと怖かった。上空からのカットは大迫力ですね。こんなスピードで倒れるのかよ、と思います。これは助からないわ(何が)。倒れいく煙突が最後にてっぺんから砂埃を吐き出しているのがちょっと悲しげ。

引越し進捗(引越し先確定)

不動産屋さんから審査オッケーの連絡が来ました。やった。もうさっさと契約金を振り込んでしまいたい。

大家さんのご厚意により、家賃発生を11月まで待ってもらえることになりました。なんてやさしい。これで半月分の家賃が浮いたことになります。いまの部屋より家賃安いし、すでに他人である前妻の生活費も来月分からもう送金しなくて済むし、これむっちゃ金余りそう。余るとか言うな、ちゃんと使うか投資しないと(貯金の考えはない)。

引越し準備をしようと考えて、あれ、ヤバい?と思いました。引越し準備をするスペースがこの部屋にないのです。部屋は、長い時間をかけて少しずつ増えていったモノたちであふれています。まずダンボールを展開する場所がない。そして仮にダンボールにモノが詰められたとしても、こんどはそれを引越し当日まで置いておく場所がないのです。ちなみにぼくの部屋は5畳相当でもともと収納スペースはありません。

りろん上は箱に詰めた分場所は空くはずなのですが、ほら、壺に石と砂と水を入れる例えがあるじゃないですか。ぼくの場合で言うと、砂を寄せ集めて固めて石にしても、壺にその石を押し込むことはできない感じ。そういう、まとまったスペースがない。砂はあちこちからいくらでも出てくるんですけどね。

まぁ最初は砂を減らす、モノを処分するところから開始ですね。売るモノと捨てるモノ。それをやって初めて、必要なモノを入れるダンボールを広げる場所ができる。そして、モノが入って封印されたダンボールはたぶん風呂場に置くしかない(笑)。風呂がなぜか微妙に広いのです。ユニットバスのトイレ部分が空きスペースになっている感じ。


さて引越し先ですけど、なんとなくまだ微妙にぼやかしておきます。いまの部屋は◯◯田区◯田ですけど、新居は◯田区◯田です。でもこれでほぼわかりますよね。

コンピュータの進化


これこれ。いつの間にかこんなになっちゃってるんですよね。これ12インチのMacBookの中身ですけど、メインボードの大きさってもうスマホと変わらないサイズになっている。ていうか安いノートパソコンより最近のスマホのほうが性能がいい。

じゃあ、残りの隙間はなに?っていうと、バッテリーなわけです。



実は、スマホでもノートパソコンでも、一番バッテリーを食うのは相変わらずバックライトなんですよね。だから、画面が小さくていいスマホはバッテリーも小さくてよくて、画面が大きなノートパソコンは大容量のバッテリーを搭載しなくてはいけない。もっとも、じゃあ高性能なバッテリーができたらノートパソコンは小さくなるかっていうと、画面は大きなままだしキーボードもあるからそうはならないですけどね。薄く軽くはなるかもしれない。でもサイズ的にはMacBookくらいでもう限界じゃないだろうか。


キーボードは音声認識にすればいらなくなるやん?って思うんですけど、人は思ったままを喋れないですからね。思ったままをタイプすることはできる(っていうか脳内で推敲/検閲プロセスが走ってから指先に届く)けど、口って実は他人だからさ、勝手に喋っちゃう。アンコントローラブルなんですよね。ちゃんとしつけていないと何言い出すかわからないところがある。

そのうち、音声認識は喋ったままを文字に直すだけじゃなくて、AIで勝手に整った文章にしてくれるようなものも出てくるんじゃないかと思います。そうしないといつまでも仕事で使えなくてキーボードを廃止できない。キーボードなければもう表示する側はGoogle Glassみたいなやつで用事は済むんじゃないでしょうか。

いや、もう表示は網膜に直接描くのでいいじゃん。いや視神経に介入すればいいじゃん。いやもう脳の視覚野に……って考えて、じゃ音声もおんなじふうに脳から直接取り出せば、って考えたら、コンピュータの本質ってただの脳の外付けアクセラレータですねと思った。実はそうですよね。て考えると別にそれは電子機器である必要はなくって、脳の増量とか、他の人の脳と繋いでコミュニケーションの密度を上げるとか、そういうやりかたでもいいんじゃないでしょうか。

離婚調停 6回目(最終回)

前回 → 離婚調停なんかいめだっけ? - すべての夢のたび。


そして物語は急転直下の結末を迎える―――。


前回の調停で、調停委員さんや弁護士さんと、まぁあと2回で決着付かなかったら終わりで裁判に移行したほうがいいですね、なんて話をしていました。

さて今回、調停の直前にまた準備書面が送られて来ました。前回より更に厚く、更に要求が増えているもの。弁護士さんと打ち合わせで、無視で行きましょうと。これ作るのに掛かっただろう労力に対し、無視を選択(笑)。

で、向こうの資料に現在の双方の資産目録が付いてました。その半分が彼女の取り分となるわけですが、もともとぼくのほうが貯金やら投信やら退職金やらの分が乗っているので多いわけです。だから半分にするにはいくらか渡さないといけない。そして、そのほかにも向こうはいろいろ要求してきていてさらに巨額が積み上がっているのでした。

まぁその辺の理不尽なやつらは裁判やったら1/3も認められないだろうとこっちは踏んでいます。そこで、じゃあ家とプラスn万やるわ。それで合意できないなら裁判にしますわ。裁判やるならこっちもいままで目をつぶってあげてた分全部出していくからね。そう伝えてくださいと言って調停室を出ました。で、数十分して向こうのターンが終わって、またこっちが調停室に入ります。向こうは家プラス5n万(こっちが言った金額の5倍)を要求している、とのこと。お話になりませんとお伝えくださいと言ってまた調停室を出ました。

向こうのターンが終わってまた調停室に入ると、調停委員さんがやや興奮気味。向こうの弁護士さんが彼女を説得して、家プラス2n万で納得させることができそうだ、とのこと。まぁ弁護士やってるだけあっていいセン付いてくるなと思いました。調停委員さんに2n万出せませんか?と詰め寄られる(笑)。なんとか話をまとめたいので必死さが伺えます。1.5n万になりません?と聞いてみたら無理無理無理……と言われました。こっちの弁護士さんは出しすぎな気もするなぁと言っていたんですが、向こうの弁護士さんの働きと調停委員さんさんの顔を立てることを考え、こちらが折れることにしました。だって裁判になったらまた半年とか1年とか掛かるので、その間も生活費ほかを払わなくてはいけないのです。それ考えたら多少上乗せしてもいまここで終わらせたほうがいい。

というわけで合意に至り、突然部屋が慌ただしくなりました。と言ってもぼくは待合室にいるだけで、調停室に人が入ったり出たり入ったり出たりしているだけです。準備が出来たらしく呼ばれる。ぼく、ぼくの弁護士さん、彼女、彼女の弁護士さん、調停委員さん2名、書記官、そして裁判官の計8人が狭い部屋に。んで裁判官が合意事項を読み上げ、書記官がそれを記録していきます。調停成立。合意事項の中には、この件(離婚)に関してもう新たな訴えを起こすことはできない、との文もあります。これで完全に解放されるわけです。やったね。

裁判官と書記官が退出します。調停委員さんに頭を下げてお礼を言って、そのあと彼女のほうを見るとこっちを見ていて一瞬目が合いました。でもそのまま部屋を出ます。もう会うこともないだろうしそう願いたい。(ただし手続きがいろいろあるのでメールでやりとりはしています)


調停による離婚は、調停成立の瞬間に離婚となるのだそうです。役所への届け出は後追い。わかるそれ。じゃ、後は届けを出すだけですね、ってなって、そこから時間経って気が変わってモメてまたやり直しとか絶対ありそうだもん。その場で即離婚ってならないと意味ないってことだ。

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