すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

怪しさ、大爆発。

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さて、これはとある爆発事故現場の写真です。嘘です。これはですね、飛行機事故の現場写真です。建物に突っ込んだのはボーイング757です。……って、ないじゃん、飛行機の残骸。どこにも。主翼は? 尾翼は? 胴体は? 片付けた後なのかなぁ。でもまだ燃えてるとこあるしなぁ…。

わたしの結論は「この写真は墜落事故現場を撮影したものではない」でした。


で、問題なのは、これが「2001年9月11日の同時多発テロで、アメリカン航空77便がペンタゴンに激突した直後に現場を撮影した写真」とされていることです。はぁ? ……ないよなぁ、飛行機。仮に片付けた後だとしても、主翼がぶつかったはずのあたり、壊れてないしなぁ。90度傾いてたとしても、地面もえぐられてないし。それに、大量のジェット燃料がぶちまけられたはずなのに、タワーに比べてここには黒煙がまったくない……。


911 ボーイングを捜せ』という本では下記の3つの主張がなされています。
1. 9月11日にペンタゴンに飛行機は激突していない。
2. 9月11日に世界貿易センタービルに激突した2機の飛行機は、下部になんらかの物体が取り付けられている。
3. 9月11日の世界貿易センタービルの倒壊は、爆弾によるものである。

1は、まぁ上の写真ほかいっぱいの写真のどれにも飛行機の残骸っぽいものはこれっぽっちも写ってない、というものです。2は、不鮮明なビデオ映像を引き延ばした結果。3は、現場にいた「ビルが崩れる直前に、数回の爆発音を聞いた」人(多数)の証言。

わたしの結論は「この写真は墜落事故現場を撮影したものではない」です。これは、9月11日のペンタゴンに飛行機が激突していない、というのとはちょっと違います。つーのは、今の時代、写真なんてものを何かの証拠として採用するのはもう無理なんではないかと思っているからです。あれぐらいの写真、素材があれば合成可能でしょ? 2と3の主張は、うーん。ボーイングに窓がなかった、という目撃者の証言もあるようですが(ただし、同形の、窓のない軍用機が存在するらしい…)、どちらにせよ「証言」じゃなぁ。

ではこの本の著者やあの写真の提供者が嘘を主張していると考えているのか、というとそうでもないんですが。どっちかわからない、としか言えない。判断する材料が少ないし、日本に住んでる英語もできない個人がこんな件をちゃんと調べよう、って実際無理でしょ。

ただ、この写真が仮に本物だとすると、飛行機は堕ちていないわけで、するとアメリカ政府の発表はなんなんだ?ということにはなる。しかし、もし仮に陰謀(爆)を企てていたんだとしたら、こんなありえないほどアホな写真を残すだろうか? アホなのか? そこがわかんないんですよねぇw ちなみに、あとで発表された「ペンタゴンの監視カメラの映像」(爆発が映っている)は、「9月12日」の日付が左下に入ってます(汗


『911 ボーイングを捜せ』はDVDがあって、というかそっちが本体でわたしが買った本はそのシナリオ本なのです。正直、買う必要なし。この本ではなにもわかんないです。興味がない人はさっさと忘れてください。興味がある人は本買わずにDVDのほうがよさげです。わたしは買ってしまいそうですw