本日の九州北部の地震で被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
ごめんなさい、それはそれで。
福岡県内のＧＰＳ観測点は、福岡市東区で南西へ約１７センチ、前原市で南へ約９センチ、古賀市で西へ約６センチ、二丈町で南へ約３センチそれぞれ移動。佐賀県内では佐賀市などで南に約２センチずれた。
会社や学校が福岡市東区にある人は、火曜日の朝に自分の席についたとき、先週より17cm南西に座ってるわけです。街角の建物も、信号も標識も、というか街ぜんたいが17cmずれてるんですね。ちょっと不思議。
でもここで「ずれる」っていう人は天動説ですよねぇ。地球が、この地面こそが不動で基準だって感覚がないと、ずれるなんて言わないでしょう。
思うんですけど、わたしは天動説っぽいですね。地動説、理屈ではわかるけど、ちっとも実感できませんもん。日が昇る“ように見える”、日が沈む“ように見える”とかいちいち言わないし。だいたい、地動説のひとは天動説のひとをばかにするけど、五十歩百歩だと思う。だって、太陽系じたいが銀河系のなかを回ってるわけで、その銀河系もナントカ銀河群やら銀河団やらに属して宇宙内を移動？してるそうじゃないですか。ていうかどこに対して移動してるの？ 宇宙の中心？（汗
って考えると、わが太陽が中心だ〓ってのはまったく根拠もなければ実感もない。まだ地球中心のほうが実感があるだけちょっといいと思います（五十歩百歩には違いないですがー）。地動説を活かせる人は、星を見たりロケットを飛ばしたりするのが仕事の人だけじゃないかなぁ。星を見るっても占星術師は天動説ですけれどね。でも、ホロスコープ上で惑星の移動を正確に見るには最新の天文学のデータが必要だったりして、ここらが面白いんですけど。
