すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

なんかいろいろつながった

id:aidiary:20050724さんで、心身問題について触れられていたのを読んだこと、それと算術師さんへのレスを書いたことで、ピンと来ました。

デカルトの言うように精神と身体が独立ならなぜ精神は身体を動かすことができるのだろうか?これが心身問題と言われる哲学上の重要な問題だ。このつっこみが原因で(?)デカルトは脳の松果体ってところが精神と身体を結びつける役割をしているとかいう説を出したのかな?


実体のない精神が、なぜ物理的実体である身体に作用することができるのか? これは、物理学者の長年の疑問のひとつである、「なぜこの数式(=物理の法則)は、宇宙を動かすことができるのか?」というものに対応すると考えられます。わたしが紙に書いた数式は、なぜ動き出さないのか? なぜ特定の数式だけが受肉したのか? なぜ物理法則の数式が命を与えられ、宇宙を作り上げることができたのか?

これに対するわたしの考えは、tokyocatさんの記事に触発されて書いた記事の最後の方に出てくる「物理の法則なんてない」、そんなものは人間が「発明」した幻に過ぎない、というものです。そして、わたしは、精神、心についても同様に、「心なんて必要ない。心なんてない。心なんて幻だ」というような考えを持っているのです。なーんだ、ちゃんと自分の中では統一が取れた思想だったんだなぁ、と、いまさら気づきました。ちょっとかなり、前進した感じ。

心は存在するに決まってるだろう、という人は、とりあえずわたしが考えた「ゴーストの公案」を解いてもらえますか? みんな、いったいなんのことを“心”って言ってるんだろう? わたしはそれが気になります。