すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

日本科学未来館へ行ってきました

毛利さんが館長だというあれ。夏休みも終わりそうな平日、まぁ混んではいないだろう、と予測して。新橋からゆりかもめに揺られて船の科学館前で下車。5分ほどとぼとぼ歩いて到着。

親子連れや制服姿の中学生団体が少々いましたが、混んでるというほどでもありませんでした。入り口を抜けて券売機で券買って(大人500円)、リーフレットもらって、見上げると7Fまで吹き抜けになっています。けっこう、おお、って感じ。そこをエスカレーターでまずは7Fまで…と乗ってる途中でリーフレットを見ると「1F→3F→5Fがお薦め」みたいなことが書かれています。えー、と思ったけど一応上まで登ってみると、7Fはホールや会議室、6Fはシアター(プラネタリウム?)しかありませんでした。1Fに降ります。(しかし、いまリーフレット見ると「1F→5F→3Fがご覧になりやすいコースです」と書かれていました…)

展示物の詳細は略します。コンピュータによる展示物紹介、というか、コンピュータそのものによる展示、が多かったような。要するに自分でマウスやタッチパネルでパワーポイントじゃないけど、プレゼンを見てく、みたいな。でもそうじゃない「モノっぽい展示」もいっぱいでした。自分はわりと、ゲノムとか医療とか環境とかより、こう、宇宙とか物理とか乗り物とかが好きでして。全面LEDパネルの直径6.5mの地球儀、あの「時速300Kmで走る」イモムシぽい電気自動車白黒の球によるインターネット物理モデルしんかい6500(いつのまに6500…)、1/10スケールのスーパーカミオカンデ、このあたりが萌え展示でした。

でも、一番よかったのは「宇宙居住棟」ですね。宇宙ステーション内部を再現したのもので、シャワー室やトイレも「うへー」って感じなんですが、個室。宇宙飛行士の個室ヤバい。ほんとトイレの個室みたいな広さしかないとこに、壁に固定された寝袋と小さな椅子、壁のでっぱり程度の机があるだけなんですが、窓があるんです(写真で見える、円形のやつです)。これがですね、窓の外に液晶パネルが置いてあるらしくて、地球が見えるんですよ。雲が流れていくんです。ここが一番グッときたなぁ。マジ泣きそうになりました。

あとですね、展示物の案内をしてくれる人たちが、みんなボランティアなんです。仕事じゃないから、すごく熱心です。これはとてもいいと思いました。地震関係の展示担当のおじさんがほんとに一生懸命に説明してくださって、「関東ローム層まずいなぁ…」って実感できました。

で、土産物。あるはず!と思って探して、ありました、宇宙食。アイスクリームとエビグラタンを買ってきました。アイスは、なんていうか、味はバニラアイスそのものなんだけど、舌触りは、仏壇に供える果物を模したお菓子みたいな感じ? 唾液が浸透すると、「アイスを湯せんしたら多分こんなだろう…」って口当たりになります。エビグラタンはまた今度食べます。カロリーは本物同等にあるはずなので。「キムチ」というのもありましたがちょっと勇気が足りず購入見送り。

帰ってきてリーフレットをよく見れば「年間フリーパス1000円(特典付)」などと書かれているではないですか。安! 2回で元取れる。じっくり見たいものもいろいろあったので、次に行ったら「友の会」に加入してこようかと思います。