すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

秋葉←→神保町日記

めずらしく午前中から行動開始、秋葉へ。目的は文学フリマです。日比谷線の3番出口から地上に出たのは、開場直後である11:10ぐらい。即売会の類に並んで入るのはスキではないので、書泉ブックタワーでちょっと時間をつぶすことに。西島大介さんの『土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)』、そして『シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)』を買う。しばらく書泉内をうろうろ、11:30くらいに会場の「東京都中小企業振興公社・秋葉原庁舎」へ向かいました。あのなんかよくわからない建物がそうだったのか。ひっそりしてるとこしか見たことなかった。

で、中へ。入場・カタログ無料。ふとっぱらだ。そして混んでいる、すごい、ふつうの同人誌即売会みたいだ!(規模はちっちゃいけど) しかし、客層はかなりちがいます。秋葉原平均より服装レベルはだいぶ上だったと言えましょう。で、『Natural Color Majestic-12』『桜色ハミングディスタンス』を購入し、撤退。本にサインをされてる女性がいたので 桜庭一樹さんだったのではーと思います。あと更科さーんとか呼ばれてる方もいました。とらのあなへ移動し、Funczion SOUNDSの『Trinitas』とRaverRose VS M-Project『Excalibur VOL.1』を購入。タイムズタワーのエスプレッソ・アメリカーノへ行ってひとやすみ。昼なのにわたしの他に客ひとりしかいなかったんですが大丈夫なんですか。

パーツ屋回ったりケバブ食ったりしてから、また文学フリマ会場へ。14:00過ぎ。若干、空いてました。会場全体を2周ほどしましたが、結局、買ったのは『もうニートとつき合うしかない?』というコピー誌だけなんですが(「いただいたカンパは、貧困をなくすために使われます」とのことでしたので、300円入れました)。しかしいま見るとkiya2014さんが寄稿したり対談したりしてる本だったりして、文学フリマははてなの人おおすぎ、とか思う。

会場を出て、神保町方面へ歩く。淡路町のスタバで一休みして、西島さんの本を読む。文章を読むのは初めてですが、おもしろいなぁ。マクロス7の話とかおかしかった。そうそうそう、と思う。また歩いて、三省堂で吉本隆明さんの『心とは何か―心的現象論入門』を買う。著者自身「重要な本」だそうですので。あとなんか、買いたい本がいろいろあったのですが!未読の本がこれ以上増えるのもまずい、と断念。日は傾き掛けてたけど、ここで終わるのもなぁ、と、秋葉へ引き返すことにします(神保町−秋葉原間なんて、考えてるあいだに着いちゃう距離なのです)。

でー、ここは、いわゆるメイドリフレでも行きますかー、ひととして一度は、と考えて、どこにあるんだろう?とi-cafe(ネットカフェ)に入って検索し、良さそうに見えた『メイキュア』に行くことにします。「いわゆるメイドリフレ」とは何か? メイドカフェはまぁ説明しなくてもいいと思うんですが、メイドさんにいかがわしくないマッサージをしてもらえるのがメイドリフレ(リフレクソロジーの略だと思うけど、ほんまもんのリフレクソロジーみたいの期待しちゃいかんです)だと思います。いやメイドがマッサージってだけでもうぜんぜんいかがわしい? まぁいいや。秋葉blogの記事で「いわゆるメイドリフレ」という言い回しを見て「そんな言い方ってないよ! ぜんぜんいわゆらないし!」と思ったので、気に入って使ってます、いわゆるメイドリフレ。

メイキュアですが、千石とか秋月とかあるあの通りにあります。角にドトールがあるあたりの反対がわ、テクノハウス東映側の「ニュー東和ビル」2F。階段を上がると、ドアの外に靴が並んでる。店内はスリッパのようです。会計とかしてる人がいるので外でちょっと待たされる。店内はそう広くないですというか狭い。ふつーの雑居ビルの事務所用スペースなんだろうと思います。そして驚くべきことに、「体育祭イベント実施中」ということで、メイドさんがひとりもいないのです。みんなスポーツウェアミニスカルーズで、なんかふつうのいかがわしいお店のようでした。だめじゃん。

そんでもって、メイドリフレでは通常は足をマッサージしていただくのですが、それはさすがに抵抗がある、さっすがに抵抗がありますよー。というわけで、手のひらのマッサージをお願いすることにしました。というか、手なんて人間の体の中でもいちばん繊細で敏感な器官じゃないですか。そこをぐにぐにぐにぐにされてキモチヨクないわけないと思います。が! じつはメイドさん(メイドじゃなかったけどな)と話をしてるのが楽しくって、マッサージを堪能するヒマがありませんでした。こういうのって、最初の一瞬で勝負が決まるじゃないですか。合わないな、と思った人とは、もう最後まで合わない。わたしの担当をしてくれた人は、つまり簡単に言えば「好みだった」というわけです。性格も容姿も。いや誰でもいいってわけじゃないぞ? 現に隣のスペース(布で区切ってあるだけなので会話はまる聞こえ)の人はあんまり…という感じに思いました(すみません)。

手のひらマッサージ20分2100円(10分から、5分単位)。ふつーだ、ふつーのマッサージの値段だ、と思います。メイド割増は効いてない。うん、でもこれはライトライト風俗だねー、と思いました(メイドさんの指名とかできるし)。女の子にまっっったく縁のないようなオタ男のひとはいっぺん行ってみるのがよろしいかと。メイドカフェと違ってメイドさん1人付きっきりで会話できるし。もちろんお金はちょっとかかるけど、金でカタがつくんならそれはとても楽なことなんじゃぜ?と思います。ええ。あとは勘違いさえしないように気をつければよい。

「いってらっしゃいませ、ご主人さま〜」とこそばゆく見送られて、メイキュアを後にし、ヨドバシへ。いつものように丸福珈琲店でブレンドをいただき、帰路につきました。やー、充実したような気のする1日でしたよ。