すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

おとめのすなるBLゲーといふものをわれもしてみむとて

さて、『咎狗の血』をちょっとやってみたわけですが。

面白い。

面白いので、やめときます。平日にやるものではない。週末に一気にいきたいと思います。


いわゆるギャルゲーにおいて、多くの場合、主人公はプレイヤー自身であるわけです。主人公は絵として出てきても目が描かれなかったり、主人公だけ声が入ってなかったりする。それらは感情移入を妨げるために排されているのです。しかし、腐女子がプレイヤーであるところのボーイズラブゲームではそういうことはなく、そもそも主人公キャラが男性です。ゲームである、という都合上、主人公の行動を決定するための選択肢は存在しますが、あくまで物語におけるIFを楽しむためのものであって、「自分だったらどうするか?」と問うような類のものではないように思います。

でもそういう腐女子向けBLゲーを男性であるところの自分がやることになると、やっぱり主人公キャラにある程度自分を投影してプレイしまうわけです。特に『咎狗の血』なんて、厭世的でひとりでいるほうが好き、みたいな性格の主人公だし(「ケンカが超強い」とかは、自分より「上」方向へのパラメタ修正だから、問題なく受け入れられるのです(えー))。んで、廃墟の案内人、みたいなおやじキャラから舌を耳に突っ込まれたりしてうひょえーとなったり、「幼馴染み」(もちろん男)がなんか自分に気がありそうなそぶりを見せてきてむむむとなったり、しているところです。

主人公は最初はノーマル属性らしい。そういうのが「目覚めていく」ようなストーリーのほうが、腐女子の方のお気に召すのでしょうか? 体は正直だな〜ぬふぅ、みたいな?


追記:

「咎狗の血」はほんと良く出来てるんだよね。ハードなストーリーと逞しいキャラやギターサウンドがかっちりはまってるし、声優も緑川光に…他の人は別名だから書かないけど、ほんとキャスト的には信じられない豪華さ。設定の割に個別ルートのシナリオがぬるいけど、それも他のBLゲーに比べたら随分面白い。


もうプレイ済みの人がここに。

あー、書いてたらまたやりたくなってきた。これ「みちアキ先生のBL教室」としてコーナー化しないかなぁ。「咎狗の血」の次は「学園ヘヴン」なんかどうだろうか。


コーナーて。まだ始まってもいませんから! だいたいそんなコーナーがここにあって誰にいいことがあるんですか。