すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

わたしの恥ずかしいエントリ見てください

みちアキが「平熱低めの人」なら、ゆがんだはしごさんは「高めの人」なんでしょう。でもぼくだって以前はアムネスティやグリーンピースの会員だったこともあるのですよ。応援会員みたいな、会費納めて家で抗議のハガキとか書いてるばっかりの人で、デモ行ったりボートで特攻掛けたりはしてませんでしたが。そういうふうに、人は振り子のように揺れるんだと思う。絶対主義と相対主義の間を。一元論と二元論の間を。トゲトゲとべたべたの間を。善と悪の間を? そして、揺れの周期は人によりさまざまで、長い人もいれば短い人もいて。時には周期が長すぎて、一生片側に振れたまま降りてこなかったりする場合もあったりして。1日のうちでも右に振れたり左に振れたりすることもあると思います。

というわけで、ぼくがわりと熱がある時に書いたエントリを紹介しましょう。ゆがんだはしごさんはガーナのカカオ農園で働かされる子供たちに怒り、ゆきとfromdusktildawnさんはFGMに怒り、みちアキは空中散布される対人地雷に怒る。


ちょうちょ地雷―ある戦場外科医の回想

ちょうちょ地雷―ある戦場外科医の回想


地雷で手足を吹き飛ばされた子供たちは、意外に明るくリハビリを受けるのだといいます。なぜか? 彼/彼女らは、生まれた時から周囲すべてが地雷原という環境の中に住んでいるので、子供というのは地雷で手足を無くしたりするものだと、世界というのはそういうところなのだと、もう受け入れてしまっているからです。

そんな馬鹿な話があっていいのか?と思ってエントリを書きました。1冊の本で2エントリ、そのときのぼくの怒りは相当大きく深かったんだろうと思います。特に2つ目のエントリは、熱がある人っていうか、すこし変な人?の書いたものみたいになってます(書いた当時、友人Yが「さすがにあれはどうよ?」って呆れていた)。


今? とくに何もしてませんよ? 「自分は世界の悲惨を知りつつ何もしない」というのと「自分は良い人間」というのと、この2つの認識は両立できないので、後者を捨てることにしたのです。