すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

はてブに思う

ぼくのはてなブックマークのエントリ登録数はゼロだ。一方で、ぼくのはてブをお気に入りに入れている人の数は、3である。つまりここではなにかが無限大になっていると考えられる。最初ははてブ・RSSとも非公開にしていたのだけど、変な勘ぐりを受けるかなぁと思って(えっちい記事ばっかりブクマしてんじゃね?とか)、公開にした。

はてブを使わない理由は、おそらく時間を食うだろうからだ。人に見せるものであるなら短いコメントであっても練る必要がある。それは性格なので仕方ないのだ。練らずに書くとまず荒れた内容になることは間違いないし、面倒なことを引き起こすかもしれないし、「自分」のアピールとしてもよくないだろうから。もしやるとしたらlaisoさんのようにコメントなしでガンガン大量に行く、というスタイルになるだろうな。「なるだろうな」とかって、なんか最近納骨堂庭園の人の文体が好きなのかもなぁとか思った。大量ブクマに自分を染み出させて、汲め、というのは面白いかもしれない。

もうひとつはてブに思う。「ブックマークして終わり」ということが、きっと増えているだろうな、ということだ。おそらく昔は、なにか世界に不満があったなら、そういうものは蓄積されていつかは行動に移っている、ということが多かったのではないかと思うのだ。それが、ホームページやらブログやらができて、気軽に世間に意見を問えるようになった。自分の思いを聞いて同意してくれる人がいるなら不満も和らぐというものだ。そして、それがいまやブクマだ。もの申す閾値は1本の記事を仕立てるよりも遥かに下がってしまった(近藤さんは1/10くらいじゃないか?と考えているようだ)。個々人の不満はこまめに吐き出されしずかに吸収され有耶無耶なうちに解消されていく。「鏡の法則」は結局どう落ち着くのか。いや、オチは付かないんだろうな、いつものように。ブックマークのBOT問題は結局どうなったんだっけ? ほかにも盛り上がりを見せたネタはいろいろあったはずなのだけど、もう何が盛り上がったのかすら覚えていない始末だ。

べつにいい、と思う。良い悪いではない、なにかが変わっていくのを見ること自体がぼくは好きなのだ。けれどもこうして思いを記事にする以上、微かに引っかかるものはあるのだろうな。それをまだ自分ではうまく言い当てることができないようだ。