すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

いまのところ、ネットはコドモの勝ち

tinycafeの人がアクセス履歴のリファラーをなんでもかんでも「無断リンクだ!」と仰るので、あの小娘に我々の授業料がいかに高額か教育してやりましょうちょっといたずらしてやれ、と思って、昨日、ペンタゴンにリファラー偽装してアクセスしてみた。Firefoxの拡張機能でドメイン毎にリファラーを切り替えられるのがあるのですよ(まぁそれでアクセスするとはてダ内はみなペンタゴンになっちまうわけですが)。次回掲載予定の無断リンク者一覧でお笑いいただければ幸いです。ちゃんと載るかな。

もっとほかにできないか、と思って、掲載までにタイムラグのある一行伝言板として利用するとか、広告に使う、なんか放送禁止用語を書き込んでみる、いっそエントリを分割して載せちゃう、というのも考えてみました。が、やはりここは「無断リンクを禁止してるページ」をリファラーに指定してみるのはどうでしょう。もちろん、できるなら、同じくらい「めんどくさそうなところ」を。閉回路形成→フィードバック発信で面白いことにならないかなぁって。

というふうに、言ってもわからない相手に見えるので、あれこれ言うのはやはり虚しい、と思える。ぼくがそういうのをもし止めさせようとするならば、「言い聞かせ」ではない手法を使います。


だけど、そういうのと同じ感じにぼく自身も見られている面はあるでしょうね。「なぜ人を殺してはいけないのか」って議論とか、苦々しく見てるオトナの人は多いだろうなぁと。けれどもいまのところ、ネットはコドモの勝ちだとぼくは思う。なぜなら、オンラインで殴る技術はまだ開発されてないからです。オフラインでなら、そういう馬鹿な質問をするコドモには一発ゲンコでもくれてやればいいんですが、ネット上では、言いっぱなし、責任を取らない発言がまだいくらでも流通できてしまう。炎上させられても移転はできるし、たとえハックされてもアカウントを取り直せばいい。でも会社に電話が、とか、家の住所が貼られたとか写真が載せられた、ってなると、屈するしかない。そういう物理的な力、次元の違う力を持ってこられると、同じ力を持ってないと対抗できない(しかしまぁたいていは数の差で負ける)。けれど、そういった手法でコドモを黙らせることも、まだまだ簡単な話ではないわけで。

でも社会を維持するためにはそういう暴力は必要ですよね。それは理解しているので、オトナの人たちは頑張ってオンラインで殴る技術の開発にいそしんでください、と思う。コドモはまぁ、遊べる限りは力一杯そこで遊ぶ。そしてオトナにそれを禁止されたら、抜け道を探すかほかへ逃げるだけでしょう。あ、そこでコドモをやめてオトナになる、って選択がすぐには浮かばなかった自分はやはりちょっと問題か?