奴等は2種類のことを同時進行させてるわけよ。
- ハードワークに見合わない報酬しか与えない
- 「自分は駄目なんだ」と思い込ませる
ここで、2番は少し見えにくいのね。そして「いくら頑張っても駄目な人はいるんだ」「駄目な人はいるんだ」「いるんだ」って言い続ける人達は、2番に荷担することになり、結果として社会に格差を固定化・定着化させることに力を貸してしまっているんだ。
出来るかどうかなんてやってみなければ判りっこないわけ。しかし、まず「やろう」という気さえも起こらないんなら、何も話は始まらないわけだ。「自分はあの人達とは違うんだ」って思い込ませること。抜け出そうという気をなくさせること。奴等の狙いはそこなのね。
変わんないんだけどな。同じなんだけどな。出来るかどうかより先に、「あの人達に出来るなら自分にも出来るはず」って思える能力のほうが大事なんだけどね。
しかしまぁ、「ワーキングプア」か。名前が与えられてしまったんだね。格差の「見える化」かな? 言葉は力だからねぇ。「駄目な人はいるんだ」って言い続ける人達は、その言葉で自分にも枷を嵌める結果になっていることには気づかないだろうな。