すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

「えるしっているか 坂本は ひとりではたべない」

続き

mindさんのブクマコメントに「欧米では独りレストランは珍妙らしい」ってあって、あーなるほど、と思った。確かに、ひとりで入るのは変?と思う場所はある。高そうな店とか居酒屋とか焼き肉屋とか。逆に言えば、ぼくは外ではひとりでも平気な場所でしか食事をしてないわけだ。社食、ファストフード、ファミレス、カフェ、ラーメン屋等々。しかしこの中には「ひとりで食べるのがデフォルト」みたいな店、たとえば吉野家なんかもあるわけで、そこへもってきて「一人で食べてる人が不愉快」なんて発言をしようものなら、おめでてーな、ということになる。もう見てらんないすっこんでろ、と。つーかまぁ、教授は高級レストランとかそういう場所でしかきっとお喰い遊ばさないのであって、モロに「生活としての食」の場でありそうでしかないような例えば吉野家なんか、は、氏からはきっと公衆トイレみたいな感じにまなざされてるんじゃないかなぁ。

でもジャージでコンビニ行ったりひとりで食事したりする人の中にも坂本ファンは確実にいるわけで、そういう人たちをどう見てるのだろうか? 「見えてなかった」ならお話にならないし、「知っているけど別にそういう人たちに聴いて欲しいとは思っていない」ということもあるだろうな。なんせ「昔よく遊んでた友達がある日ジャージはいてたんで、その瞬間、絶交しました」というような人だからなぁ。どっちにしろ、「ジャージや一人飯は僕のオンガクの対象外」ってことだと思う。いやべつに、自分もすべての人にこのブログを読んで欲しいなんてちっとも思っちゃないしむしろ読むな!ってタイプの人もいるので、それはそれでいいとは思う。

iTunesからアルバムを削除したのはそんな大した話ではないです。CD叩き割って燃えないゴミに出した、ってわけじゃないからね。坂本龍一のあるアルバムがリストの先頭のほうにあって、iTunesを起動するたびに目についてしまうので、この際、って消しただけ。単純な話で、家の中にあって気になるもの、目にするたびに気分がマイナスに傾くもの、は、片づけた方がいいってだけのことです。あれそろそろしまわないとなーとか、古くなってきたなーとか、いやなかんじがするもの。そういうのは、見るたびに何度でもその人からエネルギーを奪うことができるから、捨てないまでも、存在を忘れてしまえるような場所にいったん押し込めてしまったほうがいいのです。(そのうちほんとにいらなくなる場合もある)

あと音楽って、好きなアーティストが増えれば増えるほど、ある特定の1曲を聴ける回数は減ってしまうじゃないですか。だから別に、なにかにこだわることはないなと思って。いい曲だけ厳選して聴くことにしたって一生じゃ足りない。ならどんどん次行きましょ次、でいいじゃないですか。ちなみにぼくはブログもそんなふうにして読んでます。いいエントリだけを読むことにしたっても時間は足りないのだ。