医学都市伝説 : 飛行機はトレッドミルから離陸出来るか? (Log of ROYGB経由)
飛行機は離陸する。以上。しかしそもそも、「なぜ飛行機は飛ぶのか」ということ自体、科学的にはよくわかっていないのです。
というようなことがこれに書いてあった。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/16
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こちらに詳しい解説があります。
ぼくも不思議だなーとは思ってたんです。上がふくらんだ主翼の断面図みたいのがあって、空気の流れがあって、上の方が流れが速い→圧力が下がる→引っ張られて浮く!(ベルヌーイの定理)みたいな説明、ありますよね。するってーとそれは、重い鉄のカタマリを浮かすほどにつよーい力なわけです。でもちょっと待った! よく曲芸飛行でジェット機が、90度ガクっと傾いて見せて、さらに90度ひねって見せて、完全に背面になって飛んだり、しますよね。あれできるの? 上の説明が真実なら、あんなことしたら、ものすごい速さで地面に叩き付けられちゃうんじゃないですか? いやその前に90度傾いた時点で斜め下方にぶっ飛んで行くような気もする。
そうじゃないんだよー、飛行機はそんな理屈で飛んでるんじゃないんだぜ?というのが上のリンク先の説明です。単に「翼が空気を押し下げ、その反作用で空気が翼を押し上げる」と言っています。これだと、進行方向に大して翼が斜めであればいい、ということになります。まぁ船の舵と理屈は同じですね。このほうが納得しやすいとは思う。