すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

へこむー

コメント欄で解りきってることを何度も説明されるとなぁ(笑)。るりあさんの言ってる「合成ベクトル」あたりはなんとも言えないけど。そんなに自分の文章は真意を掴みにくいですかね? まぁいいか。ぼくの言いたいのは、要は、「“飛行機が飛ぶ理由”の説明には、『翼の上を流れる空気の方が速いので圧力が下がり、上に吸い上げる力が働く』とは書いてあるけど、『仰角によって空気を押し下げ、その反作用で翼を下から持ち上げる力が働く』みたいなのはどこにも書いてないじゃん!」ってことです。


もうちょっと言うと、重量2トンの飛行機が水平飛行をしているとしたら、下向き2トンの力(重力)と上向き2トンの力(揚力)が釣り合ってるわけですよね? ここで、この飛行機がただ背面になったら、下向き2トン×2で4トンの力になってしまうわけです。だから、姿勢を変えて仰角を得て、上向きの力を生み出さなくてはならない。ではここで上向き4トンの力が必要か?っていうと、そうではないと思う。しかしそれは2トン以上ではあるのではないですか? 主翼の断面は逆になってるんだから、ここでは下に引っ張る力が働きますよね、仰角がいくらかあるから下向き2トンではないにせよ。そして重力は変わらないですよね。

ってことは、背面飛行時に2トンを超える揚力を仰角だけで生み出せるんなら、それ「下から持ち上げ」力のほうが「(通常姿勢時の)上から吸い上げ」力より強いってことじゃないですか?って感じるわけです。だから実は、ふつうに水平に飛んでる時でもベルヌーイの定理による揚力だけじゃなくて仰角による反作用の揚力も使ってるのではないかなぁ、と想像したわけです。でもそんな説明は聞いたことないよ!って話です。どこか間違ってたら指摘してください。


だいたいベルヌーイの定理による揚力がそんなにあるのなら、断面が“お皿をひっくり返した形”の羽を持つ、左右どっちに回しても飛ぶ「ユニバーサル竹とんぼ」が作れると思う。でもなんか飛ばなさそうなんですが…。ていうか船のスクリューだってそれでいけますよね。あんなにねじらなくてもいいんじゃないの?って気がする。飛行機の主翼の形で前端に糸を付けた「ベルヌーイ凧」も揚がりそうです。どうなんでしょうか?