すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

お酒についてよく知らない人用「焼酎ってなに?」

細かいツッコミはなしの方向で。

  • お酒のアルコールは原材料中の糖分が「かもされて」できたものである。
  • かもされたままのものが「醸造酒」、それを蒸留したものが「蒸留酒」である。
    • 要するに蒸留酒のほうがアルコール度数が高い。
  • 醸造酒の代表はビール・日本酒・ワイン、蒸留酒の代表はウイスキー・ジンやウォッカ、そして焼酎である。
    • 泡盛は焼酎の仲間である(タイ米が原料)。
  • 焼酎には甲類と乙類があり、「連続蒸留」で作られた焼酎が甲類、「単式蒸留」が乙類である。
    • 連続蒸留はアルコール度数が高まるが風味が薄まり、原材料が何であっても味の差が少ない。
      • チューハイやホッピー、また梅酒の材料に使われるのは甲類である。
  • 甲類・乙類は単に蒸留方式の違いだが、「乙類」が「下の等級」であると誤解されるのを嫌った呼び名が「本格焼酎」である。
    • 居酒屋のメニューにある「名前が付いている焼酎」は「本格焼酎(乙類)」である。


ふう。そして本格焼酎の話をします。

最近焼酎を飲むようになったのですが、それは飲む量あたりのアルコール分が多いからであり、つまり味は二の次で手早く酔いたい、という理由です(焼酎安いしね)。とは言え、飲む以上はおいしいもののほうがいい。なので、まずは芋焼酎からいろいろと試しているのですが……ぶっちゃけ、本格焼酎であっても、ぼくには味の差はほとんどわからないですね。2つグラス出されて同じか違うか?と言われればまぁわかると思うけど、1つ出されて銘柄を問われても無理。

しかしさすがに、芋と麦の違いはわかる。原材料が違えばね、わかります。ぼくは芋のほうが好き。前は「こんなくさいののめるかーっ」って感じだったのですが、今はお湯割りでいただいてますねー。そしてあまり辛くないのが好み。日本酒は絶対辛口冷酒で、燗付けたのなんか飲めなかったのですが、不思議なものです。サツマイモのふわっとした香りと口の中に拡がる甘みがいいなぁと思えるようになりました。

で、まぁ、基本イモなんですけど、ときどきネタっぽい焼酎も試してみるのです。たとえば「焼き芋焼酎」、焙煎したサツマイモで作るわけですが、これがもう、お酒なのにほんとにニオイがめっちゃ焼き芋でして。で、飲んでも甘口。焼酎とかよーしらん、って人も飲みやすいんじゃないかと思います。あと、ジャスミン焼酎とか。これももう香りがソレで、飲んでもとてもスッキリさっぱりした感じでした。こちらは水割りとかのほうがいいのかもしれません。しそ焼酎なんかもおいしい。こっちはネタっていうかふつうにお店に置いてありますね、飲みやすくて人気がある。


で、ですね。やっと本題なのですが、先日買ってきたんですよ、「ねぎ焼酎」というヤツを……。原材料、葱、長葱です。まぁ焼酎だから見かけはなんもない透明ですけど。しかしお湯に注いだとたん、ブワーっと拡がるネギの香り……というかネギ臭……これは予想以上だわ。そして口に含むと、う、泥の味が(汗)。こ、これ、ネギちゃんと洗ったよね???って思うくらい、すんごい土っぽい風味が口中を覆い尽くします。ほんとうにびっくりした。そして飲んだ後も吐く息が泥臭いのです。ひー。食べるネギは好きだけど飲むのはだめだわーと思った。捨てるのも失礼なので一杯は飲んだけど、一ビン飲み切る自信はないなぁ、どうしよう。

これが好きっていうのは本当にツウな人以外いないのじゃないかなぁ。次回のチャレンジでは、香りが拡がらないようロックにしてみようかと思います。もしお店で見かけたら、話のネタに飲んでみてください。ていうかまず置いてなさそうな気がしなくもない。