ニセ科学批判批判は「お前の態度が気に入らない」の言い換えに過ぎない、と言うことは可能です。そしてこれは「俺はお前の話をもう聞かないし、そうなった責はお前の側にある」という、完全な遮断の姿勢を取っているわけです。この時に失われるものは「耳を傾けるに値する批判を聞き漏らす可能性」です。
まぁ、そんなんどうでもよいやな、という気もする。本来の戦いは「科学」と「ニセ科学」の間にあるもので、ニセ科学批判者とその批判者は代理戦争をたたかっているだけであり、ここがどうなろうと本来の戦いに影響はない。そしてそもそもぼくは代理ですらない。「サヨク」の反対側にいるのは「ウヨク」と「サヨクキモイ」だが、サヨクキモイが必ずしもウヨクの味方というわけでもない。
ぼく自身は自分の書くものが「批判批判」だとは思っていません。いや、あの程度の内容で批判を名乗るにはおこがましい、という意味で。ニセ科学批判にちょっかいを出している、程度かなぁと考えています。まだネタはあるので、そのうちまた書きますね。