すべての夢のたび。

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音の良いUSBメモリ、だと……?

Gizmodo Japan : 4GBで1万9950円のオーディオ用USBメモリ


CDも、おおむかしは「CD→デジタル→音質の差なんてあるわけねえ!」と単純に思われていました。でも、現在では、音質の差はあるよ、というのが常識になっている、とぼくは認識しています。どこらで差が出るかっていうことを適当に解説すると、まず音楽CDのデータ読み込み時のエラー訂正は100%完璧じゃなくごまかす場合があるということと、エラー訂正のために読み直しをしたりして余計な電流を食い、結果アナログ回路に影響が出るということ。このへんでしょうか。こちらの記事とか参考になるかと思います、古いけど。

しかしUSBメモリからの読み込みは……さすがになにもおきないような気がいたしますね。CDみたいに音楽用とデータ用でフォーマットに違いがあったりはしないだろうし、エラー訂正でアナログ回路に影響が………出るのか? エラー有無で挙動に差がある以上影響は皆無とは言えないのか。しかし、

CD などから読み込んだ音楽ファイルをUSBメモリーに保存することが、「CDやハードディスクの回転系の揺れやノイズから開放されたデジタル音楽ファイルの素晴らしさを知る唯一の方法」との考えを持っている。しかし、市販されているUSBメモリーには音質面を考慮したものがないことから本製品を開発

とかいってるPC本体にはCDやハードディスクが入ってるんだからだめなんじゃないのか、USBメモリだけ対策しても。

実際にはぼくも、CDで音が変わるとかあるわけねえだろ!と思ってたクチなので、またそういう驚かせてくれるようなマジックがなにかあるんだったら楽しいなとは思いますが、どうも今回のこれはなさそうな気がするなぁ。


ところでぼくはiPodではなくWalkmanを使っています。理由は簡単で、音が良いからです。と書くとオカルトのようだ! どこがいいのかははっきりしていて、最近のウォークマンに搭載されている「クリアステレオ」って技術です。これも引用してみる。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tokushu/gen/20070327/121380/?P=10

――チャンネルセパレーションを改善するということで、「NW-S700」から載っている「クリアステレオ」ですが、仕組みが良く分からなかったので、これもテスト信号を入れて確かめました。片チャンネルに信号を入れると、反対側のチャンネルに同じ波形のクロストーク(異なるチャンネルに漏れ出た信号)のようなものが現れるのですが、これは何ですか?

細萱氏:隣のチャンネルから漏れている信号を消すように、逆位相の信号を入れてやるということですね。例えば、右の音が左に漏れるので、左の音に逆位相の右の音を入れてやるということです。それでクロストークを減少させるのがクリアステレオなんです。

――なるほど! ノイズキャンセリングヘッドホンと同じ理屈ですね。

細萱氏:そういうことです。クロストークを相殺して、チャンネルセパレーションを上げようということです。

これが非常に効果が高いんですね。あきらかに耳に心地よい音になるうえに、脳内定位の解消に結構効果がある。大きな店でSONYから来てる店員みたいな人がいたら、オンオフしてもらって聞き比べてみるといいですよ。