すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ラーメン二郎へ行くの巻

初二郎。千住大橋店へ行ってきました。

念のため、昨日の夕食は軽目、朝食は抜いて、さて昼に二郎へ。千住大橋店は駅から一番近い二郎だとどこかに書かれていたのですが、近いもなにも、改札出て左を向いたらあります。駅から徒歩数秒。道路渡るだけ。

到着時に並んでいたのは60歳くらいのおじさん1人だけでした。ぼく同様、初二郎という感じ。おじさん食券買って中に入ろうとしますが、店員さんに「すみません中狭いんで外で並んでください」と追い出されます。ぼくも食券を買いました。「小ラーメン」650円です。食券はプラスチック。勢いよく出てきて床に落ちました。

その後2人くらい並んだかな。おばさんが食券をチェックしに来ます。このとき「固めで」とか指定する人もいました。中はカウンター10席ほど。サラリーマン、作業服の人、学生、1人女の子もいます。やがて席が空いて中に入りました。セルフサービスの水をくんでいく。

店員は、若いメガネヒゲ男性1人とおばさん1人。お兄さんがラーメン担当で、おばさんは野菜を茹でるのと外の注文チェック担当(客が席につく前に5人分の麺を茹で始めるため)。野菜(モヤシとキャベツ)も大鍋でとんでもない量を茹でてますが、それをザルに移す間にすでにもうボロボロと床に落ちてます。おばちゃん……。

やがて麺が茹で上がったらしく、トッピングのコールタイム。ここが二郎だと最も緊張を強いられる瞬間のように想像されるのですが、この店はお兄さんがフレンドリーな雰囲気を醸し出しており、穏やかな空気のなかでそれは行われました。お兄さんが注文順に客に「ニンニク入れますか?」と聞いてくるので、それぞれ「ニンニク辛めで」「野菜マシで」「脂少なめ」などと返します。ぼくの前のおじさんはシステムを知らなかったようで説明を受けていました。ぼくはニンニクだけ入れてもらうことに。デフォルトで野菜は入っているのですが、お兄さんがそれを片手で"ガッ"と掴み、ラーメンの上にぶちまけているのが見える。

さて、ラーメンが来る。ご存知の通り小でも相当の量です。おじさんの方から「ぉぉぅ……」と声がした。山盛りモヤシ&キャベツと厚切りのチャーシュー2枚、極太の麺、脂浮きまくりの豚骨醤油スープ。気合い入れて食べ始めました。が……やはり多い。野菜多すぎる。通は麺が延びないように野菜の上に麺を載せてしまうとかどこかで見ましたが、とりあえず麺が見えるくらいまで野菜を片付けてから麺。太い。そして多い。食べても食べても減らない。なんて言うか、ラーメンの丼って一般的にはすり鉢状なのが多いんじゃないかと思うんだけど、ここ、丸いですよね。そこに麺がぎっちり。そして強烈な化学調味料の味。

そんなこんなで、食べ進むうちに味に飽きてきてしまいました。しかしまだ麺が大量に残っている。同時に食べ始めた隣の作業服の人も、明らかにすするペースが落ちています。そしてこの人は烏龍茶を持ち込んでいた。ここは持ち込みOKなのか。烏龍茶で味をリセットしつつ食べるというのはアリかもしれない。ぼくも水飲んだりトウガラシを振ったりしながら食べ続けましたが、誤魔化すのにも限界があります。最後のほうは、水を一口飲んでは麺を一口押し込み、飲み込み、また水を……という状態でした。そしてなんとか野菜と麺を食べ終わった後のスープには、一面の脂。この「脂」というのは「油」ではないです。豚の角煮の脂身部分のようなでかい白いカタマリがいくつも浮いてスープの表面を覆っている、という状態です。隣の人のはそんなんじゃなかったよ……。脂多めとかも言ってないのに。かなりバラツキがあるようです。そして、このスープは一口も飲めませんでした。胃がもう無理って言ってた。

丼をカウンターに上げ、台ふきでテーブルを拭いて、ごちそうさまーで退出。初二郎と思われたおじさんはぼくより早く食べ終えて外に出ており、すげー!と思っていたのですが、千住大橋駅の構内で座り込んでいました。そしてぼくは口にニンニクと化学調味料のmix味がずっと残ってて気持ち悪い(後で甘いものを食べて誤魔化した)。

今回は正直「負け」だと思うので、次回は素直に「麺少なめ」で行こうと思います。次回とか。店出た直後は「わかったわーもういいわー」って感じだったんですけどね。スープ飲めなかったのがちょっと悔しいので。また近いうち行きます。