すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

家族と距離

正月に実家に戻ったときのことを「弟の子供」というエントリに書いた。

弟が母を呼ぶときに耳に違和感が走った。「◯子さん」と名前で呼んでいるのだ。いつからそうだったのだろう。父のことは「◯◯くん」と呼んでいた。なんとなく、まぁわかる。照れだ。"オタク"と同じだ。昔のままおとうさん・おかあさんと呼ぶのは気恥ずかしいが、いまさら親父やらお袋やらに呼称を改められないのだ。

というわけで家族間の呼称関係をまとめてみる。

    • 対母:「おかあさん」。
    • 対ぼくおよび弟:父は高確率でぼくと弟の名前を呼び間違える。3回に2回は間違える。別にボケが進行しているわけではなく、昔っからそうなのだ(昔から変なのかも知れないが…)。弟に「しょっちゅう間違えられてるよ」と言ったら、弟もいつもぼくの名前で呼ばれているらしい。
    • 対父:「おとうさん」。または弟の子供(つまり孫)の前では「おじいさん」。
    • 対ぼくおよび弟:◯◯(呼び捨て)。
    • 対父:「◯◯くん」。昔は「おとうさん」だった。子供の前では「おじいさん」と呼んでいたように思う。
    • 対母:「◯子さん」。昔は「おかあさん」だった。
    • 対ぼく:「にいちゃん」と呼ばれて「!?」となった。昔は「おにいちゃん」だった。が、そもそも呼ばれること自体十数年振りだ。なのに向こうは呼び慣れてるふうだった。たぶん父や母との会話中ではずっとぼくは「にいちゃん」だったのだろう。
  • ぼく
    • 対父:「おじさん」。照れが入っている。昔は「おとうさん」だった。
    • 対母:呼ばない。適当な呼び方がない。ぼくの発言は家の中ではデフォルトで母向けであり、向こうも察して応答するので問題になっていない。
    • 対弟:◯◯(呼び捨て)。これも呼び慣れてないのでなんだか照れくさい。昔は「◯ちゃん」だったが今更それもないだろう。

弟の子供は、ぼくのことを「おじさん」または「おにいさん」と呼んでいた。父のことも「おじいさん」のときもあれば「おじさん」のこともあったように思う。まだそのへん、どうでもいい年なのかも知れない。

そして気付いたのだけど「弟の子供」は「甥」なんだった。そんなことは頭に浮かばなかったので「弟の子供」なんてタイトルにしていた。今後も甥なんてのは多分かれ一人きりだろうから、「弟の子供」でべつにいい気がする。