すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

耳痛インタビュー

稲船氏:
 辞めるという話はそもそも,ゲーム業界自体――といいますかゲームの制作という行為そのもの――を変えなくてはいけない,と思ったからです。ある種偽善的に聞こえてしまうかもしれませんけど,日本のゲーム業界がいまぶつかっている非常に大きな壁というのは,クリエイターのサラリーマン化なんです。


ゲーム好きだけでなく、そういうのに興味ない人が読んでも得るところのあるインタビューだと思います。

クリエイターのサラリーマン化、ヒット作を出さなくても来月の給料が保証されている、そんなクリエイターたちがつまらないゲームを作り、ゲーム業界を危機に追いやっている。だから会社なんか辞めて俺がなんとかしてやるわ!という内容です。

でも、それって、ある意味いまの日本全体にも当てはまることですよね。日本人として生まれてこの国に居る限り、大して働かなくてもとりあえず飢えて死ぬことはほぼない。そういう国は実はかなり少ないはずです。目的もないし、必死になる必要もない。でも、ほんとうにそれでいいのか?という。

まぁ……言われなくても解ってるよ!ってな話でもありますよね。けれど稲船さんのように実際にコトを起こせる人は、少ないですよね。失敗したらやだもんね。

ぼくはどうか。ぼくは、うーん、ぼくは100%、ここで非難される側のサラリーマンで、仕事は好きじゃなくってただ給料をもらうためだけに会社に行ってるとハッキリ言えます。将来転職時にこの日記読まれたら一発で面接落ちますね(笑)。

しかしまぁ、ぼくの好きな、本を読んで考え事をする、というのはそれではお金もらえないんで仕方ない……のか? まぁそういうの(本を読んで考え事する)でもらってる人もいますけれど。ぼくはせめて、ただ毎日更新するだけでなく、少しでも読んで面白いものを書くことを心がけるべき、なのでしょう。…というふうに、まるでやる気ない人の心をもちょっと震わすよいインタビューでしたよ。