すべての夢のたび。

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biblio Leaf SP02登場

名前聞いても全然ピンと来なくって、写真見たらあああれか!と気づきました。KDDIによる電子書籍端末です。今日詳細発表だったのですね。

リンク先に写真が多数あります。ディスプレイは6インチの電子ペーパー。シャープGALAPAGOSよりはソニーReaderが直接のライバルとなる感じです。Readerと大きく異なるのは、無線機能を備えていること。CDMAと無線LANにより、PCを使わずに直接電子書籍を購入することが可能になっています。ただしアマゾンKindleとは異なり、月額固定525円(2年縛りの場合)の通信料金がかかります。

スペック的にはこれまたReaderの6インチモデルと似通っており、2GBの本体メモリとメモリカードのスロットを備えています。Readerでは別売りとなっているACアダプタにブックカバーも付属し、それでいて本体価格はReaderの2.5万円に対して1.5万円前後とかなり低く抑えられています。ところが、ここに2年分の通信料金を加算すると、Readerを微妙に上回る価格帯になるんですね。おそらく相当意識されていて、本体価格が抑えこまれているのではないかと推測します。

本はLISMO Book Storeで買うらしい。実はこのストアに本を供給しているのはブックリスタで、これソニーも出資してる会社なんですね。新刊ラインナップ見たらほとんど一緒で笑いました。買える本がそっくり、本体の対応フォーマットもXMDF/PDF/EPUBとそっくり、スペックもそっくり。となったら、何で選びますかね。本体デザインは個人的にはReaderのほうが好みかな。biblio Leafはちょっと丸すぎないか。それに右下の黒いの、太陽電池! これ洒落じゃないのかなぁ。どれだけ実用的なんですかね。蛍光灯では充電できないそうです。お日様のもとで読書せよ、と。

もちろん無線の有無も選択ポイントになると思うのですが、ひとつ気になるのは、これ、KDDIとの契約を解除したらどうなるのか?ってことですね。まさか今まで買った本が読めなくなる、ということはないと思うけど、おそらく無線以外に本を買う手段はないはず。となると、ずっと契約を続けるか、契約解除後は自炊用端末にするしかない? 他のストアでDRMなしXMDFを買う手もあるか。ていうかDRM付き書籍はメーカーが端末の販売を終了するときどういう扱いになるんでしょうね。