すべての夢のたび。

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最高のHMDでも見えないもの

 Sony TabletやAndroidウォークマン、デジタルカメラのNEX新シリーズなど、夏から秋にかけて精力的に新製品を発表・発売しているソニー。その勢いを象徴するような製品が、有機ELパネルを2枚使ったヘッドマウントディスプレイ(HMD)の「HMZ-T1」だ。

 今回、最終版の製品を借りる事ができたため、実際の装着感や画質、3Dコンテンツの見え具合などをレポートする。


そんなわけで、ソニーは今年後半にいろんなジャンルで大量の新製品をブチこもうとしてるわけですけど、ぼくが一番気になってるこのHMDの詳細レビュー。性能に関しては非常によさそうなんだ、が……!

 また、当然ではあるが、HMDを外さないと外が見えない。


冗談を言ってる場合ではないけどまさに"盲点"! HMDが完全に視界を覆ってしまうため、リモコン操作に困難をきたすのでした。しかも付け外しが非常に面倒ときている。これは、例えばブルーレイを見るとき、ディスクをセットして椅子に座り、リモコンを手元に置いて再生ボタンの位置を確認し、HMDを被って、リモコンをごそごそする……。そういう手順になるでしょう。

しかも、おそらくは、液晶テレビを併用しつつその作業をやることになる。例えばPS3で再生するとしたら、メインメニューからカーソルを横に縦に移動させてディスクの再生を選ばなくちゃいけない。これは画面を見ながらでないと難しいと思いますが、その間HMDに顔を押し付けつつやるのか?ってことになっちゃいますからね。そして準備ができたらHDMIセレクタを切り替えるわけだ……。

なんかかなり手間かかりそうなデバイスになりそう。解決方法は簡単で、外が見えるカメラを付ければいいだけなんですけどね。画素なんて荒くていいから。そして次期モデルでそういうのをすぐ出してくるのがソニーなんだよなぁ。