すべての夢のたび。

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やっぱりあのニュートリノは未来から来てた

そもそもどういう理屈で、光速を超えたニュートリノは過去に戻れるんだろうか。タイムマシンはどうやって作るんだろうか。そう考えているうちに、ハッと閃きました。OPERA実験のあのニュートリノは既に過去に戻っていたのではないか……?

CERNをA地点、730Km離れたグランサッソをB地点とします。A地点(発射時刻t1)からB地点(到達時刻t2)へ、光だとt秒かかるところが、今回ニュートリノはt秒より60ナノ秒だけ速く到達した。そのようにCERNは報告しています。

実は、このことは、こう考えることができるのではないでしょうか?

もともとは光と等速であるとされ、A地点での発射時刻t1からt秒後にB地点で観測されるはずのニュートリノが、実際には光より少し速かったためにわずかに時間を遡ってしまい、本来の到達時刻t2より60ナノ秒前にB地点に現れ、そして観測されたのだ。


つまりあれは、60ナノ秒後の未来のグランサッソから来たニュートリノだったわけです。こう解釈することで、なにか不都合があるでしょうか? 何も問題はないのではないでしょうか? ニュートリノは光の速度を超えることによって過去に遡ったのです!

でも結局t2マイナス60ナノ秒だってt1より未来じゃんよ!過去に戻ってないじゃんよ!と、 そう言われそうですけど知らねーよって感じです。だってぼくがニュースで聞いた話は「光より速いニュートリノは時間を遡るかもしれない」ってだけで、その場に留まって過去に戻る方法なんて、今回どこでも語られてないですから。ニュートリノが現れるグランサッソだけで考えれば、確かに過去に戻ってるじゃないですか?

移動しなきゃ過去に戻れないのか? だって過去に戻る条件は「光より速い」でしょう。もしも光より速けりゃ、そりゃ、そいつは移動中の物体でしょう。間違いなく。そんなわけで、あとはどうやってぼくらがニュートリノになるのかって話ですね。イーガンに頼んで意識をニュートリノのパルスにコード化してもらえばいいのかな。