すべての夢のたび。

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ぼくらは電子書籍を買う時に何を買っていたのか?

暇人\(^o^)/速報 : 【酷杉】 「買った人はどうなる?」 ソニー、PSPの電子書籍(漫画1巻420円)配信終了…PSPでし読めない独自規格でアプリも終了 - ライブドアブログ


PSPでの電子書籍(漫画だけですが)の配信サービスが終了になるとのこと。これ、最初からどのへんがターゲットなのかわからなかったんですよね。低解像度の横長画面で誰が漫画を読みたいのか。1ページ読むのにどれだけスクロールすればいいのか。そこまでして読みたい人は、親に漫画を買うのを禁じられた子供とか、そんなのしかいないんじゃないかって思ってました。

まぁ、サービスが終了すると同時にいままで買った漫画が読めなくなるわけではないですが。いま使ってるPSPが壊れないうちは読める。ていうか、最初から、そうだったわけですよね。特定の端末が必要なサービスで買った漫画は、ハードの寿命が来るまでしか読めない。買う時にそこまで深くは考えていないかも知れないですが、実際にはそうだったわけです。今後はきちんと意識してく必要がある。Amazonくらい大手ならいきなり「終了しまーす」はないと思うけど、国内の業者はどうですかねー?

このあたりやっぱり、紙の本には勝てませんね。紙なら、何十年かは読める。死んだおじいちゃんの遺した本とかありそうだけど、死んだおじいちゃんの遺したKindleとか、どうでしょうね。もう部品が劣化して画面映らなかったりして。充電しようにもコネクタの形が合わないとか。それとか、もしかして、法律上読む権利はおじいちゃん本人しか持ってなかったりして?

紙の本も寿命はありますけどね。よほど語り継ぐ意味や価値のある本でないと、形を変えて再度発行されたりはしない。最初の1回世に出たきりで、あとは紙の寿命までですよね。何十年か、百年か。そんなものでしょう。物語というものは、この世界の遥か過去から未来へと続く永い時間のなかで、空中から紡がれてほんの一瞬だけ世に姿を現し、そしてまた読む人もいなくなって空に溶けていくわけですね。そう考えると電子書籍の数年だろうが紙の数十年数百年、千年だろうが、大した差はないのかも知れません。