すべての夢のたび。

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『メランコリア』観てきた

徐々にリハビリを、と思って、観たい映画がいくつか溜まってるなかで一番おとなしそうなのを。WHITE ALBUM2の世界からいきなり『ドラゴン・タトゥーの女』とかはどうかと思いまして。

ラース・フォン・トリアー監督。名前はよく聞くのですが、観たことあるのはあの強烈な『ダンサー・イン・ザ・ダーク』だけでした。いろいろ問題作や問題発言が多いらしい、ということは知っており、今作メランコリアもさていったいどんなものか、と期待していたのですが。

ストーリーはあまりない。巨大惑星メランコリアが地球にぶつかる。そのほんの直前の、ほんの狭い範囲の人たちのことが描かれます。役者さんらはあまり演技をしているように見えなかったですね。ほんと自然な振る舞いで、ただカメラが回っていたかのよう。

しかし、これはほんとうなんですが、ぼくの左側に座っていた女性2人は、途中で退席して戻って来ませんでした。また、右斜め後ろからイビキが聞こえてきて、「イビキうるさい」とか言われてド突かれたみたいでした。最後は「えーっ?」って空気が劇場内を支配してた。みんな声には出さなかったけど聞こえました。これが芸術なんだね!とぼくも思った。

科学考証的にはどうなんだろーなー、とかちょっと考えました。あれだけデカい星が近づいたら、もっと前から重力でいろいろ影響が出るんじゃないのかなー、と思う。それこそ『2012』並の大騒ぎになりそうなもんだ。まぁファンタジーだからということで?