すべての夢のたび。

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放射能大丈夫

放射能事故後にチェルノブイリで増加し続ける野生生物

もしかすると、チェルノブイリや福島での原発事故による放射能は、これまで考えられているほど野生動物に対して有害ではないのかもしれない。

英国ポーツマス大学のジム・スミス教授と調査チームによる最新の研究は、1986年4月に発生したチェルノブイリの壊滅的な原発事故に対しての初期の調査報告に対しての嫌疑と再確認を含めてのものだった。そのチェルノブイリ事故の初期の報告では、放射線が現地の野生の鳥の生体と個体数に大きな悪影響を与えたというものだった。

今回のスミス教授の研究での発見と調査結果は、ロンドン王立協会の『バイオロジー・レター』に発表される。

この内容は、日本の福島で 2011年に発生した原発事故での野生生物への影響についても当てはめて考えることができると思われており、放射能の生物学的影響についての議論について進める中で重要な論文となる可能性がある。


何が正しいのかわかりませんね。ロンドン王立協会というのは「1660年設立の現存する最も古い科学学会で、イギリスにおける科学者の団体の頂点であり、また、歴史的にも世界で最も権威のある科学団体」だそうです。そこに載るということは、この調査結果はそれなりの正当性を付与されたものになる、ということだと思いますが。

イメージとしては、事故後の野生生物は数が減ってしまい、その少ないソレもなんだか変な奇形ばっかりで……という感じなのですけど、どうもそうではないようで。確かに事故当初には深刻な影響があったが、長期的には個体数はむしろ事故前より増えている、と書かれていますね。増えたのは放射線がよい影響をもたらしたからというわけでなく、人間がその地域に入らなくなったからじゃないかなーと想像しますが、まぁ単なる推測です。


ぼくは現在はフクシマ程度の放射能については特になにも心配していません。発表されているデータと、本で読んだ知識から、確かにほんの僅かにガンになる確率は上がっているのかもしれないけど、でもほぼ無視できるレベル、むしろちょっとでも食生活に気を遣ったほうが健康度の向上に寄与するだろうレベルであることは学びました。

でも反原発派の人たちはそうじゃないんだよなー。彼ら彼女らは「リスクゼロ」を求める。そんなのあるわけないのに。ていうか、フクシマの事故で日本は非常に広く非常に非常に浅く汚染されてしまったことは事実で、そうでない土地はどこにもないんだけど、事実を認めたくないんでしょうね。西日本とかそっちはまだ灰を被ってなくてクリーンだと思ってる。それは間違いなんですけどね。

とはいえ、実際はやっぱり何が正しいのかわかりません。人は信じたいものを信じるし、ぼくもただそれだけなのです。集める情報も偏ったものになる。反原発派とそうでない人(そうでない人は必ずしも親原発派ではないと思う)の間の会話の通じなさは絶望的レベルです。でも普段ぼくの周りには原発の話してる人なんてひとりもいないんだよなー。みな隠れて活動してるんだろうか。ほとんどの人はどっちよりでもなく単に関心がないだけなのだ、そう信じたいのですが。