すべての夢のたび。

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koboを助けてください

求人情報の詳細
【イーブック事業】マーケティングマネージャーNEW!
会社名非公開(No. MPIH1326300)
掲載期間:12/07/23?12/08/05
外資 土日祝休み
カナダのKoboチームと時折コミュニケーションを行い、グローバルなベストプラクティスを実践していただくグローバルなオポチュニティです。


会社名非公開の求人。でも誰が見ても楽天であるという。オポチュニティ……その単語、聞いたことある! ものすごいおおむかし、中学か高校で。どうせ社内入ったら英語なんだから求人広告も全部英語にすればいいのに、カタカナじゃなくて。

【必須条件】

  • オンラインサービスの定量分析に秀でていること。例えばWebアナリティクスツール(SiteCatalyst、Gooogle Analytics等)を活用してのユーザー行動分析やフィーチャー有効性分析等。
  • 顧客が持つ潜在的な受容を見つけ出し、それらをハイレベルな要件に変換できるような、 分析的思考能力、クリエイティブな問題解決能力、ハイレベルなデザイン能力。
  • 流動的な状況下で影響力を発揮できるような、戦略的思考能力。
  • 文書及び口頭での優れたコミュニケーション能力。
  • 科学やテクノロジーを通じて人々の生活を豊かにしたいというパッション。

【歓迎するスキル】

  • オンラインビジネスやコンテンツビジネス等、関連する領域でのプロダクトマネジメント経験 あるいは素養。
  • コンピュータサイエンスの学位、MBA。

【業務に必要な語学力】

  • 英語 (TOEICスコア850以上) カナダのKobo Product Management チームおよびUX チームと協力して 業務遂行できるレベルが必要。
  • ネイティブレベルの日本語 (JLPT N1以上) 顧客向けのドキュメントの作成や、英語を話さない社外のパートナー等と業務遂行できるレベルの 日本語能力が必要。


うおお。スタートで大ゴケしてしまったkoboを絶対になんとかするのだ、という楽天の意気込みが伝わってくる、超ハイスペックな人材募集です。だが遅いのではないか。こういうのは売る前にやるべきことだったのではないか。今からって、都合良すぎんだろw


「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか


とか言いつつ、koboは実は非常に気に入ってます。確かに最初のアクティベーションではネットに繋がらずに無駄に時間掛かりましたけど、その後はノートラブルです。でもかなり多くの人がそこで詰まったまま抜けられなくなってしまったようです。

あの程度の問題をクリアできない人にはいまの電子書籍端末を使いこなすのは厳しいのかも。そこを楽天は読み違えていたのかな。個人的には、端末の出来もショップの出来も、先行と大差はないと思いますけどね。本のラインナップこそ現在数倍の差はあるものの、どっちにしろ現状では買えない本のほうが遥かに多いことには変わりありません。

koboのいちばん気に入ってるところはフォントの変更機能です。SONY Readerはこれができません。なので、ほとんどの場合、購入した本は電子ペーパーでは細くてかすれ気味の明朝書体お仕着せで読まされることになる。ところがkoboはこれを好きなフォント、例えば読みやすいゴシック体に変更できるのです。これだけで読む気が増す、買いの機能だと思う。しかも、"fonts"フォルダを本体ルートに作ってやってそこに.ttfを放り込めばなんでも使えてしまいます。早速フリーの丸ゴシック体とか入れてみた。

あと、koboは本体内蔵メモリが実はただのmicroSDで、差し替えると容量UP!という話もあるようです。しかしこれどうやって開けるんだw 裏蓋は爪で引っ掛けてあるだけなので、ねじれよ、ということらしいのですが、どこをどう……w 開拓者はどこにもいるものですね。


そんな悪くない端末だとは思います。というか、いま電子ペーパーで作ったらどれも同じようなものになる。それを知らない人と、そもそも買ってない人が批判をしているのでしょう。まぁ実際買って動かなかったらレビューで☆1つ付けてもいいとは思いますけど、ぼくから見たら、無駄に当たり散らすことで自分が能力ないことを告白してしまっている、というそれだけに見えます。

せっかくAmazonより先に出したのだから、楽天には頑張って欲しいものです。ぼくが楽天に大してこんな気持ちになることなんて滅多にないw