すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

写真をスマホで撮る("スマホで写真を撮る"でなく)

 夏休みの行楽といえば遊園地だが、そのサービスについてネット上で一悶着が起きた。
「あなたがたのやってるのは、万引きと一緒です」
 遊園地で「記念写真販売」のサービスをしているアルバイトが、はてな匿名ダイアリーでこう怒りをぶちまけている。


増田に載ってたやつですね。遊園地のジェットコースターとかで客の写真撮って出口で売るあれ。それを買わないでスマホで撮影する客に対してアルバイトが怒ってる。

まぁでも、あれ、初めてこの商売に遭遇したときの感想はやっぱり「勝手に撮るなよ」ですよね。肖像権? もしかして入園チケットの裏に小さい字で「入園者は写真を撮影されることに同意したものとみなす」とか書いてあるんですかね。

それに、プリントして買われない写真も相当数あるわけじゃないですか。もったいなくね?って。あとでスタッフが美味しくいただくんですかね。いやまさか持って帰らないよね? どうなの? この記事のはサンプル表示を見てオーダーするタイプのようですが、先日ぼくが行ったイベント、東京に四国八十八ヶ所の御本尊集めちゃう『1日で巡るお遍路さん in 丸の内』だと、拝んでる最中のぼくの写真が並べられてましたw プライベートすぎるだろそれ。

そんなふうに、この商売やってる側に対する疑問がそもそもあるわけですけど、でも、写真をスマホで撮る側にも、世代が違うんかなーと感じました。まず、それを撮ろうって発想が浮かばない。気がついたらカメラ付きスマホを持ってた世代とそれ以前の世代とはやっぱり世界が異なるんでしょうね。

もうひとつ気になるのは質の問題です。ぼくなんかだと、どうせなら紙じゃなくてデータを売ればいいんじゃない?って思うんです。紙の写真をスマホで撮ったそれは多分、斜めだったり、歪んでたり、光の反射で白くなったりしてる部分があって画質としては低いはずなのだけど、写真をスマホで撮る世代はそれで満足してしまう。

モノよりコトに関心が移ってるのかもなぁと思います。ある日だれかと一緒にそういうコトをした、それがあとで確認できれば充分だったりするんじゃないか。