すべての夢のたび。

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なぜ飛行機は飛べるのか

Understanding Flight

Understanding Flight

▲ アメリカのフェルミ国立研究所の物理学者デビッド・アンダーソン博士と、ワシントン大学の航空力学の専門家スコット・エバーハート博士が共著した『 UNDERSTANDING FLIGHT 』(飛行の理解)という本。この世界で最も航空力学に詳しい専門家たちの記述によると、「飛行機がなぜ飛ぶかは、いまだにわかっていない」のだそう。飛ぶ理由はわからなくとも、航空力学は存在し、そのシミュレーションも完ぺきにおこなえます。しかし、飛行理論の根本ともいえる「どうして飛行機が飛ぶのか」については、仮説以外は存在しないのだとか。


その昔、だいぶ昔に、この日記で「飛行機が飛ぶ原理はいまだにわかっていないらしい」ということを書いたら、ある人から「いいかげんなことを言うな!」とこっぴどく怒られました。

なんどかやりとりしたあと面倒になってあーもういいやはいはいすいませんね、とギロンを打ち切ったのですが、今日また飛行の謎について書いてあるブログを目にし、もうあの人もこの日記なんて読んでないだろうから、また書いてみます(笑)。

飛行機が飛ぶ理由の仮説についてはこれまで、私はそれぞれ何の定理か知らないですが、ベルヌーイの定理というものや、渦動説だとかいうもので説明できると思われていたそうなのですが、これでは説明できないというのが真実だそう。


ベルヌーイの定理で浮くってのはあれですな、翼の形って上のほうが膨らんでるから、翼の上面を通る空気の流れが下面より速くなり、上面の圧力が下がってそっちに引っ張られて浮く、みたいなやつ。

しかしこの話がおかしいのはすぐわかります。これで飛べるとしたら、たとえば水平に飛んでるということは「翼を上に引っ張る力が重力とが釣り合ってるから」なわけですよ。でもこれじゃ背面飛行はできないですよね。二倍の力で地面に叩きつけられます。けれども実際、飛行機は背面でも飛んでます。ブルーインパルスとかw

というわけで飛行機が浮くのはたぶんベルヌーイの定理のせいではない。または通常の飛行と背面飛行では浮く原理が違う、ということになります。

渦動説ってのは、Wikipedia見たけどよくわかんないですね。興味があるかたはどうぞ。

まぁそんなふうで、飛行機が飛ぶ原理はいまだにわかんないって主張してるエラい人もいるらしいよ!ってお話でした。ぼくが主張してるわけではありません。ただの紹介ですw