すべての夢のたび。

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『キングスマン』観てきた


ツイッターでこの映画が良いという人をいっぱい見かけたのですが、アンテナが低いのでどんな映画かぜんぜん知りませんでした。これは先入観なしで映画を見られるチャンスです。イギリスが舞台らしいし、タイトルからいって王室のSPみたいな人の話だろうかなんて予想してた。まぁぜんぜん違ったわけですけど。

スパイ映画に分類されるものだと思います。でも、世にはMI6とかCIAとかKGBとかMossadとかそういうのがいろいろありますけど、それとは違うという設定。どの権力にも属さない、ただ善意から人類に奉仕する組織、その名前がキングスマンだったんでした。

当然のように、007シリーズやトムのあれと比較してしまいます。でも、キングスマンは新しい流れを作り出すことに成功していると思いました。007のシリアスさやトムのド派手なアクションとはまた別。人間中心のアクションをMATRIX的な時間操作も混ぜて緩急つけて見せる。そこに挟まれる英国っぽいユーモア、軽いのからブラックなのまで。全体を通して軽快、まさにキレッキレという広告ワードがピッタリかと。あと、とにかく人が死にまくる(笑)。軽やかに殺しすぎだよなぁ。

見て大変満足できる映画でした。続編の制作も決定したようですし、非常に楽しみですね。でもその前に、というか今すぐにでも、あの教会内の大立ち回りをもう一度見たい。あれは見事という他ない。