すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

シーチキン/シーチワワ

日本の調査捕鯨船に対して船ごと体当たりや酪酸の入ったビンを投げつけるなどの武力を行使した「抗議活動」で知られる反捕鯨団体「シーシェパード」が、地球最速のエコボートと称される「アースレース(Earthrace)」を買い取って各種装備を満載した最新型妨害専用船「Ady Gil(アディ・ギル)号」に改造した上で、妨害活動のために南極海に向けて出航したことが昨年10月に明らかになりましたが、本日、日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に体当たりを行った結果、船が大破して轟沈してしまったことが明らかになりました。


「衝突」のニュースが入ってきて間もなく「沈没」のニュース。ぼくのTwitterのタイムラインには右寄りの人も左寄りの人もいますが、この件に関しては一様にみな右っぽかったですね。それも「ざまぁw」等、普段そんなこと言わないような人も含め、割と強い調子でのつぶやきが多かった。反捕鯨支持の人は見なかったです。あんまり一方的なんでちょっと心配になったくらい。

でもぼく自身は実は割とクジラ・イルカ派だったりします。ジョン・C・リリー博士のファンですし。 ああいう大型で賢そうで人とコミュケーション取れそうな哺乳類をやたら殺して食わなくてもいいんじゃね?と思うのです。ていうか鯨肉なんて、そうとう前に仕事で静岡方面に行って飲み屋で料理に出て驚いたとき以来食べてないし(スーパーで売っていると聞いてまた驚きました、イルカとか)。その前に食べたのはいつだか覚えてない。いったい誰が捕鯨を必要としてるんだか不思議です。

けれども反捕鯨ではないんだよなー。それはシーシェパードをはじめとした欧米各国の反捕鯨の主張に非常に反発を覚えるからです。いまだにぼくは、彼らが何を根拠に鯨を捕っちゃいけないと言っているのか知りません。言いたいことがあるんならまず日本語ページくらい作れよシーシェパード。

別に「鯨はカワイイから捕るな!」ならそれでもいいんですよ。まぁそういうエゴな言い方なら日本も「捕りたいから捕る!」でぶつかり合うけど。そうじゃなくて、自然保護とか絶滅危惧とかなんだか胡散臭いことを言い出して、自分たちでも気付いてない本音を正義に偽装し始めるのが嫌らしくて癪に障る。

実際には、日本の多くの人は「捕鯨とかは別にどうだっていいけど奴らのやり口だけは気に食わない」と思ってるんじゃないのかなぁ。ちゃんと説得してくれれば話を聞くかもしれないのに、力押しで来るんだよね。認めないだろうけど、連中、絶対、人種差別的な意識がありますよね。


バットモービルは海の藻屑と消えちゃいましたけど(環境保護団体が環境汚染するなよなぁ…)、ちょうど同じ日にまた新しい船を導入したばっかりだったようです。

 米環境保護団体「シー・シェパード」は6日までに、日本の捕鯨活動を妨害する目的で、元米テレビ番組司会者から得た巨額献金で新たな高速船を導入したと発表した。


しかしこの一文には噴いた。

 ノルウェーで建造された1200トンの捕鯨船を購入し、抗議船として使うために改造。


おいおいって(笑)。ほげいせんはくじらをとるふねだよー。鯨捕れ鯨。改造って、銛を黄色人種撃ち用にでもしたんでしょうか。1200トンじゃ、次回はぶつかったらタダでは済みそうにないですね。