『おたく☆まっしぐら』。ひとりめの「陽藤麗南」（お嬢様かつ売れっ子原型師という設定）のシナリオをやってるんですが……いやこれ、面白いよ？ すっごい読まされてる。リズムに乗せられてる。ああやっぱりロミオの文章は良いのう……という感じ。デイリーのショートイベント（ギャグonly）ばかり見てたときはどうなることかと思ったけど（いやギャグも面白くて吹いてばっかりだけど）、個別ルートに入ってからなんか急激に熱さが増したというか。
でもゲーム的には隙が多いですけどね（いやこのヌルいのをゲームとは言わないか。商品的には、かな）。絵と台詞が合ってないのとか萎える。立ち絵も枚数すくねえー。かみしろさんとこで「フラグ管理が滅茶苦茶のよう」とか書かれてたけど、つーよりフラグとか最初からないんじゃないのかな？これ。でも出会いイベントも発生してないのにデイリーのイベントで普通に出会って会話始まるのとかどうよと思うよね。
というあたりはまぁスッ飛ばして、面白い。他のシナリオも期待していいんでしょうか。あと地震が気になる。
訃報
asahi.com ： マンガ評論家の米沢嘉博さん死去 コミケ代表長く務める - おくやみ
まぁこの日記を読んでる人であれば、「コミケ」「コミックマーケット」というのがどういったものであるか、ぐらいはご存じかなぁと思われますが、1980年よりずっとその代表を務めておられた米沢嘉博さんが、肺ガンのため逝去されました（53歳）。
なんだか泣けてくる。その理由はなんなのだろう、と考えるに、やはり自分にとってコミケとその周辺文化の存在は非常に大きなものである（今日だって秋葉原で漫画や同人誌を買ってたわけで）のですが、まぁ実に、与えてもらう一方であった、ということかなぁと。その事実に対し感謝を述べる機会は失われた。そして自分ははたしてコミケに対して、見合う何かを返せているのだろうかと。ゼロってことはないけど全然充分ではないなぁ。
米沢さんのつくりあげたものを壊してはならぬ、顔向けできないようなことを、してはならない、と思いました。
お疲れさまです。ありがとうございました。
買ったものだけ、ってことで。『恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII (九龍コミックス)』『闇に恋したひつじちゃん 1 (カドカワコミックスドラゴンJr)』『エロコト 2006年 11月号 [雑誌]』、ほか同人誌数冊。
秋葉は別に、何も変わらなかったなぁ。自分も米沢さんのニュース見たのは帰ってからだし。そんなことも知らないで同人誌売り場を回っていた。いやそもそもその名がここでどれだけ知られているのか、か。
