すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

本を処分するには

いらなくなった本を20冊ばかりバッグに詰めて、近所の古本屋に行った。「うちではこの手の本は買わないんだよねぇ」とのこと。じゃあどの手なら買うんですかと聞くと、棚を指差し、「こういった学術書とか研究書とか」と言った。嘘だッ!!! だってレジ周りはたしかにそうだけど、入り口近辺はマンガとか女の人のハダカの本ばっかじゃん!(って、わたしが持ってったのがそういう本ってわけじゃないですよ?) 「ブックオフにでも持って行ったらどうですか、綺麗な本だから売れますよ」と言われ、店の場所を聞いてその古本屋を出た。

駅の反対側に出て、初めてのブックオフ体験。買い取り金額を聞くと、全部で1950円とのこと。安! やっす〓ッ! 1冊100円以下じゃない。でも交渉の余地もなく了承。めでたく荷物からは解放。

思った。ブックオフはNPC売り。なんでも1Gで買い取り。以前、コンピュータ関係の本をいっぱい、神保町の技術書専門の古書店に売ったときは、え、こんなもらっていいの?って額だった。こういうのは価値がわかるところでさばかないとだめなんだね。

それにしても、ちょっとしたカルチャーショック。なるほどブックオフが騒がれるわけだ。本はもう財産でもなんでもないということなのだ。あの値段の買い取りなら、店に持って行く手間を考えたら、古紙リサイクルに回しても大差ない。寂しい気もするが、良い悪いでなく、ただ世はそう流れていくだけなのだ。オーケー、どんどんこのまま行ってしまえと思う。で、電子書籍リーダーはどこいっちゃったんでしょうね?