4/30の記事でよしもとばななさんの書くものに触れたとき、僕の頭の中には具体的にひとつのエッセイがあった。ちょっとかなりうろ覚えだけどそれはブルーハーツに関しての話で、彼らが日比谷の野外音楽堂でリハーサルをしている。そして彼女が、今この夕日の中でヒロトの歌う××××を聴いてなにも感じない人間なんて絶対いない！と思うという、シンプルでとても美しい文章だった。
その、××××はなんて曲だっけ……と思い出せなかったのだけど、なぜか翌日、いつも見てる大好きなページに突然その歌詞の断片が載った。そう、そう、たしかにこのタイトルだった！って目から汗が。
まぁ、ぐうぜんだって言われてしまうんだろう。でも僕はこういった、ちょっとした愛みたいなできごとの積み重ねにようやく支えられて日々を生きているのだ。
