すべての夢のたび。

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これが民主主義クオリティ

○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送

予想以上にこの記事への言及数は多かった。そして予想以上にみんな車掌擁護。というか30件ばかり見たところでは全員車掌派。というわけで、こちらが「正義」に決定されたようです。

こういうネタで切り口の違う意見を言ってみせる方が面白いと思うんですけどね〜。でもさらに賢い人はこのニュースはスルーするでしょうね。


追記:いちおう言っておきますが、「違う意見」というのは、文句言った乗客を擁護しろ、ってことじゃないですよ(それでもいいけどね)。例えば、まぁ楽なのはわたしみたいに俯瞰してみるとか、「しかし、電車の中で、実際に駆け込んだ客のことを注意する客は、見たことがない」とか「私も駆け込みはよくやってしまう。それは」とか「駆け込みも危ないけど、むしろ」とか「こんな分かり切ったことを言われる駆け込み乗客の心中はいかばかりか」とか「だが客商売、きっとこの車掌もいろいろあったんだろうね」とか。いくらでも展開できるとは思うんですが。

わたしも車掌の「言いたくなる気持ち」は理解できる。このニュースに関しては。でも、「車掌正しい!」ってみんな言うでしょ、これ。そんな多数派の言うことをぽーんと言ってしまうところ、目から脳から口(指先?)に直結してそうなところが、なんかなぁ、と思うんですよ。思ったことを曲げないで素直に言うのはいいと思いますよ。でも、それが他の人と大差ないような意見であれば、あえて言わないほうがいい。いい文章とは「自分にしか書けないことを、誰にでもわかるように書く」という条件を満たしたものだ、とわたしは教わっているのです。あー、ひとりごとなの? ならいいんですけど。


追記の追記:さらにいくつか言及記事を読んだら「とはいえ、他人の感情的な声を聞くのは不愉快になるものだ」的な意見の方がいらっしゃいました。うーん、うまい。「車掌!」「車掌!」な意見ばっかりのなかにこういうのがひとつまじってると、お、と思うじゃないですか。