すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

yskszkさんの本

鈴木芳樹さんの『スローブログ宣言!』、「買った」と書いたときは読み途中で、感想はあとでちゃんとしたものを書くつもりでした。しかし、読み終わった今、書けねえ〜!のでした。とはいえ、書かないのも仁義に反する(と勝手に思ってる)ので、正直なところを書いてしまいます。

書けない理由は、この本の「ブログやネットに対する視線」が、わたしのそれとほとんど一緒だったからです。「同意同意!」って感じで、気付いたら「あら?」と読み終わってしまっていたのです。よく言えば、わたしの考えはそんなにハズしたものではなかったなと確認できた。悪く言えば、尖ったところがなかったというか、読んで考えさせられるところがなかった。

でもそれは、きっとこの本のスタンスである「スローブログ」からすれば、当然なのかもしれない。スローブログは、尖る必要なんてない、原点に返ろう、ってことだから。たぶん最適な読者は「ちょっとブログ疲れ」な感じの、「なにやってた・てるんだろう?」とか立ち止まって振り返っちゃったりしてる人、なんではないかなぁと思いました。きっとそういう人が手にとって、新たにまたブログを続けていく、そんな時の力になる本だと思います。

アフィリエイト関連の記述だけは、わたしはやってないので、面白く読めました。わたしは、はてな歴が短いわりにははてなを愛してしまっていて、なんか間違ってる価格にしか思えない月額利用料(としての有料オプション)しか払ってないことをどうにも申し訳なく感じており、もしもわたしのリンクからアマゾンに飛んで買う人がいれば、そんな紹介料ははてなに入ればよい!と思っているのです。まぁどうせそれも微々たる額には違いないのですが。

この本でいちばん「同意!」だったのは、「とにかく書き続けろ」という主張です。わたしも、このブログで自分に課している「絶対守ること」は、毎日書くことだけです。切込隊長氏の本にも同じことが書かれており、さらに意を強くしました。書き続けること、これは正しいと思う。そうじゃないのはだめ、って言うんじゃないですが、毎日書くことで得るものは、「毎日書く大変さ」をさっ引いても非っ常〜に大きい、とわたしも思っています。