すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

怒っているように見えるのかな?

ロンドンのあれはテロじゃない。ぼくにも簡単にわかるこのことを、世間の人たちが間違えるとは思えない。だから、わざとテロと言ってるんだと思う。あれはテロでも聖戦でもなんでもない。ただ単に、「死傷者を出す目的で爆弾を爆発させた」というだけのことだ。この認識に立つ以外に、両者が歩み寄れる可能性はない。テロと呼ぶ人たちは、問題をきちんと解決する気がはじめからないのだ。

それと、自爆攻撃。価値のために命を捨てる、ということを理解できない人たちは、結局勝てないだろう。負けるとは言わないが、どこまで行っても勝てない。完全殲滅ができるのならば、相手がいなくなるので戦いは終わるけれど。

こういったニュースは気にはなるけれども、べつに解決を望んでいるわけでもない。ぼくは圧倒的に自分優先であって、他人への関心は薄い。薄いというか、どうなろうと構わない。世界内のできごとで、自分に影響がない(感じられない)ものを「ネタ」、影響があるものを「イベント」と二分して呼ぶ。そしてイベントに対してしか、行動を起こすことはない。ネタはネタにすぎない。そうしておいて、ネタについて、他の人たちが「恐ろしい」「信じられない」「許しがたい」「やりきれない」などというところをすべて「面白い」という。これで、世界をシンプルに生きることが可能になる。もちろん今回のロンドンもやっぱり面白いし、どこかで原発が爆発しても「ネタ」として面白いだろう。放射能がぼくのところまで届いてはじめて、それは「イベント」になる。


でも“これ”は、「イベント」になってきてるのかもしれないなぁ。

石原都知事:ロンドン同時爆破テロ受け、警備体制の強化など通知 /東京

 ◇対策で超法規的措置も

 ロンドン同時爆破テロに関し、石原慎太郎知事は8日の定例会見で、天然痘の病原菌がまかれたという想定で以前行ったシミュレーションに触れ、「既存の法律は役に立たない。人権なんてものを偏重すれば、潜伏期間が非常に長い(天然痘の場合)、どんどんまん延する。場合によったら、憲法の(基本的人権の)条項を無視して、情報は徹底して知らせる。人身を拘束するってこともしないと」と語り、テロ対策で超法規的な措置も辞さないとの見解を示した。


この人の言動からは、東京のため、日本のため、という気持ちは、微塵も感じられない。まず第一に、男は戦うべし、とかなんとかが無意識に焼き付いていて、その命令に従って行動しているのだろう。こういう人の巻き添えは、あまり食いたくないものだ。